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2008.11.09

速報→「邪沈(ヨコチン)」乞局

2008.11.8 19:00

ねじれて怖い物語が得意な乞局の新作は「わずれな」の前日譚だといいます。100分。笹塚ファクトリーで10日まで。

狭い妻を殺した夫。浮気の果てに孕んだ女。相手の男の妻も乗り込んでくる。その土地には人間の圧葬という風習、それは禁止されて再就職の斡旋とかで町がばたばたしている。みんなが近所だったり親戚だったりする狭い町なのだけど、そこにはカースト的なものがあったりして。

ねじれねじれた物語。作家の妄想が炸裂する感じ。夫婦の話の面倒くささ(知らないけど(泣))とか、浮気相手との関係とか(知らないけど)、近所の人々とか。疑い、怒鳴り、衝動で動くのは裏に理由があるのを描いたりと、人間の愉快じゃない行動をえぐり出すように描く作家の真骨頂。

スカスカに見える舞台にはちゃんと理由があって、前半ではびっくりするぐらいに美術を早替えし、後半では種明かししつつ、スピード感とか。時空を飛び越える瞬間は作家の茶目っ気。

中島桂子の主婦役は珍しい。キレイ。山崎ルキノのいらつく役はうざったく凄い。弁当のシーンなんか特に。岩本えりに釘付けになっちゃうあたしはどうなんだ。こいけけいこという役者は使いこなすのが難しいのだけど、本作は「普通の役」をきちんと出来ていて、思えばなぜ他の舞台ではこういう役があてられないのだろう、と思うのです。

アタシは始めていく劇場。芝居の後にふらふら歩いて入った居酒屋で聞いたらもとは映画館なのだそうです。

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