速報→「ミチクサ-前に進まない話に浸る幸せ。」tea for two
2008.11.15 14:00
tea for twoの新作。どこかコンゲームのようなしかし心温まってしまう90分。16日まで、「劇」小劇場。
小学校の同窓会。肝心の恩師は風邪でこられず、話題をいくつか託された娘が出席する。あのころのわだかまり、今の格差、あのときの想い、覚えてないことなど、話題が微妙なまま、同窓会は一応進んで。
31歳、11年ぶりの同窓会。あのころはバカにされてたのに出世してたり、いい年して夢を追いかけてたり。それぞれにタブーやNGワードを持っていて、八方ふさがり、できる話題はどんどん狭まり、仲が圧倒的によかったわけでもないから話題があっという間になくなっていき。なんて盛り上がらない同窓会を延々。
盛り上がらない宴会の微妙な空気感、それをなんとかして形にしようとする出席者たちの無理矢理さは同感できる感じ。反面、それを延々続ける芝居の運びは終盤近くに至るまでほとんどそのまま。たしかに気まずい感じはよくでてはいますが、見てるあたしは少々飽きる感じも。
ネタバレかも
終幕に至って、結婚して先生に報告したはずなのに、同級生の相手のことに一言もふれない存在がクローズアップ。ちょっとミステリーのような怖い感じから、その携帯を持っていたのはなぜか、人の想いというか想いに着地するのです。
同窓会なのに顔の記憶が曖昧という設定にするためかどうか、恩師の娘というのは無茶な感じ。パンダの強盗計画も最後には腑に落ちるけど序盤以外はほぼほっぽりっぱなしなのは少々唐突に過ぎる感じ。
いきたくないことがあって、その道すがらふとしたことで時間を無駄につぶしてしまう「ミチクサ」に着地させる運びは見事な感じで印象に残ります。
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