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2008.10.06

速報→「Desert Moon」ネオゼネレイタープロジェクト

2008.10.5 14:00

かなり気合いの入ったSF。120分。「劇」小劇場での公演は5日昼までで終了。

突然世界をおそった「砂」の浸食。街が数日のうちにおそわれ、ほとんどの人は行方がわからなくなる。救出途中の大型ヘリが砂漠化したビルの屋上で焚かれた発煙筒を握っていた男を救出するが、そのヘリは突然砂漠の真ん中に不時着する。ほとんどの乗員は失われるが、投げ出されて奇跡的に助かった5人は砂に半分埋まった無人のコンクリートの建物に避難するが、そこにも一人の男が居て。

街だけではなく人間を襲う謎の砂。人間の姿に擬態したり、姿が見えないまま迫り来る恐怖と盛りだくさん。擬態の事実、それを見分ける方法、砂から一時的に逃れる方法と順を追ってアイテムが増えていく物語に乗っかってみていくのは楽しい感じ。

今のようなCG満載になる前のSF映画風味の仕上がり。恐怖の対象そのものはあまり姿を現さないけれど、擬態するという設定のおかげで時々姿がみえる感じなのはうまい感じ。天井裏を使うというのも巧い方法で、格闘の様子が音になって迫ってくる感じが見えない格闘の臨場感を増しています。

窓というよりは細長い穴の外に広がる強烈な外光やそれを防ぐシャッター、蛍光灯や懐中電灯といったさまざまな光のコントラストが実に美しいのです。

弓をめぐって平家物語に準じて手榴弾をくくりつけた弓というあたりまでいくと少々強引な感じがしないでもありませんが、もうここまで飲み込まれたらそのまま一気に突っ走る感じになって大きな問題にはなりません。ソラリス的だよね、というのはまあ沢山あるSFのモチーフの一つ、で。

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