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2008.09.28

速報→「The Diver」世田谷パブリックシアター

2008.9.27 19:00

現代能楽集の第四弾として、野田秀樹とイギリス人俳優達との舞台。能「海女」「葵上」や、千年期を迎える「源氏物語」と現代の不倫を巡る殺人事件を組み合わせながらの90分。10月13日までシアタートラム。

殺人事件の容疑者として逮捕された女。しかし取り調べをしても自分が誰かということが毎日のように変わっていく。海女だっり天皇の子供だったり側室だったりと変化していく。古い物語をなぞっているように見えるが、そこには微妙な違いがあって..

ロンドンで絶賛、なのだといいます。シンプルな舞台に囃子、扇や能面といったぐあいでいかにも「外国人ごのみ」な美しいシーンが多数。不倫を巡り殺人事件に至る過程を、現代の取り調べの場面と古い物語をなぞる場面を自在に行き来しながらたった4人の俳優達によって描いていきます。

正直なはなし、コミカルさも多くて観やすかった「The Bee」に比べると静かで、見た目には単調に思えるシーンが圧倒的に多くて誰にでも観やすい芝居ではありません。日本人の常識なのかもしれないけれど、ベースの物語の背景をある程度頭にいれておいたほうが観やすい感じはします。

かの大モテ男を不倫男ととらえ直し、女性側の視点で募る思いや嫉妬を理不尽にくすぶらせ続けている人と描きます。2人殺したのか4人殺したのかに拘る終盤とした理由はいまひとつ見えませんが、アタシには現代の事件とベースの物語を切り離すポイントにしていると読み取りました。

ネットは便利なもので上記の「葵上」の説明によれば、小袖だけで人一人を描くのは能の表現なのだとわかります。さすがにそれだけでは無理と見えて役者と入れ替わらせて人と見せるのはわかりやすい感じで印象に残ります。

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