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2008.09.21

速報→「あんこを舐めた薬指」バナナ学園純情乙女組

2008.9.20 19:00

バナナ組の新作。中屋敷脚本は変わらず、イベント色の強い分物語薄め。休憩15分を含み80分。土曜夜は開演15分押し。20日までの2ステージ。阿佐ヶ谷ロフトA。

中学の卒業にタイムカプセルを埋めた同窓生。学祭の売り上げも入れてそのカギを生徒のだれか一人の体に埋め込んだ担任。高3になって同窓会をひらこうと準備を進める中、生徒の一人がばらばらの死体となって発見された。だれがカギを持っているか知る担任はすでに他界し、同窓生のみが知るだけの秘密ゆえに犯人はその中に居るはずで。

面白そうになるいくつかの断片を含んではいるものの、広くはない場所でダイナミックな芝居というわけにもいかず、しかも物語は何かのプロローグを見せるようで完結せず、だらだらと続編がつくられる最近のホラーのような中途半端さが残るのは主に作家の領域で、さすがに公演が多すぎるのではと感ぐってしまったりしますが、イベント公演なのでもしかしてダンスの方が主役なのかと思ったりも。

少ししかでてなくてもさすがに目を引く役者多数。二階堂瞳子、加藤真砂美、野田裕貴は本公演でも見せる安定。「同級生のロボット」なる無茶ぶりの役を演じた、ばんない美貴子の(無駄な)筋肉自慢が可笑しいが、ポーズが決まる感じで美しい。浅川千絵は、前作と同様、終始ものがたりにからまず周辺をうろうろしているばかりで意味を測りかねるのだけど、時にはツッコミだったり、時には解説だったりとちょっと面白い。

劇団側か劇場側のことかはよくわからないのだけど、この長さの芝居で休憩を15分も挟むのは折角の物語をぶつ切りにしてしまって勿体ない。本来トーク居酒屋のロフト系列なので休憩を挟むことでオーダーに繋げたいはずなのだけどこの晩に限れば料理もろくにない状態でしたしテーブルもないのだから意味はよくわかりません。100名近い予約をこなすわりには名簿を名前の順にソートすらしていないために受付にえらく時間がかかったのも(二日間ともそうだったと聞きます)、あまり巧くない感じ。

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