速報→「HERE I AM〜ドン・キホーテがやってくる!」東京デスロック
2008.8.21 20:00
三本立ての中ではもっともとっつきやすい「発情期」編は、演劇の様々な手法を全面的に信用したところからのスタートなのだといいます。60分+作品解説40分。23日まで、リトルモア地下。
ドン・キホーテそのものを一人語りに。客席を従者に見立て、観客は従者の視点でドン・キホーテの行動を目にする、という構成。壁に突進したり、していきます。
ドン・キホーテについて、物語を殆ど知らないアタシです。風車に突進する話か、ロシナンテか、あとはピアス@鴻上尚史か。物語のエッセンス、おかしい人を笑う第三者の視点ではなく、それについていく従者の立場の客席。あれ、これについてって失敗したかなぁ、なんでこんな無茶ぶりされるんだろうとか、ああ、彼なりに上に上がろうとしているのだろうなと思ったりのさまざま。大笑いする舞台は主に高校生のようなネタをいい歳した大人がやってるってことに起因するのですが、それに巻き込まれるうちに、なんか自分の姿を見てるほろ苦さを感じるのです。
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