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2008.08.31

速報→「嵐になるまで待って」キャラメルボックス

2008.8.31 14:00

キャラメルのスタンダード4演め。東京公演は終了、そのあと福岡、大阪。120分

声優志望ではじめて合格した女がスタジオで出会った作曲家の男は耳の聞こえない姉をつれて、来日していた。彼につっかかってきた男は、作曲家の強い制止の一言でおとなしくなり、行方がわからなくなってしまう。

再演がそれなりに多いキャラメルでも四回も、というのはそれなりにスタンダード。ほぼ一新されたキャスト、客演を含め、少なくとも東京楽日時点では何の不安もない安定感。突出した何かもないし、楽日固有の遊びもそんなにないかわりに、タイトに過不足なく仕上げた感じがします。

客演の二人、久松信美や土屋裕一のような脇である種の余裕を見せるキャラクタが現在のキャラメルでは不足しがちで、ここを客演にしたのは、引き締まる感じ。

渡邊安理という役者は若手のなかでは好きな女優のひとりですが、ほぼ初主演を無事に。芝居とは別の泣きそうな表情をそれでも抑え込んだ、なんてあたりにこちらがうるっときてしまうのは、あたしがオヤジだからか、あるいは宝塚での役者の成長を見る観客の心境か。

西川浩幸は中心にどっしり、とはいいながらも軽やかに笑いを取りながら。温井摩耶は声が無いなりの迫力ってのがあって、伝わる感じ。

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