速報→「父親がずっと新聞を読んでいる家庭の風景」あひるなんちゃら
2008.7.5 19:00
エッジかとおもえばスタンダードな仕上がりに満足な65分。8日までサンモールスタジオ。週明けがいい、らしいです。
家族の食卓。新聞を読んでる父親、テレビが大好きな長男、長女も家に居る。勤めてる次女、いろんな人。
ゆるい感じの駄弁芝居が売りの彼らです。見続けているとうすうす気づくのですが、たぶんきっちりとつくりこまれている感覚。場所も固定、人数も少なめでじつはスタンダードで見やすい仕上がり。ドラマ風のオープニング曲が凄く楽しかったりするのです。
緩く見えて、きっちりある種のフォーマットにはめ込んだ作り。観客が笑う場所をきちんといるのは安心感を生みます。加えて、土曜夜に入っていたビデオ撮影のために、観客が緊張するんじゃないかというところから多分一回だけの前説。ちゃんと客席を緩める力なのです。
わけのわからない人がたくさんということが多い彼ら。普段、黒岩三佳という役者はツッコミという役割を充てられることが多いのです。異儀田夏葉の突っ込みがきちんと機能していているおかげで、ボケもツッコミもできて全体の奥行きが増しています。根津茂尚の「うちの中にずっといる感」が楽しい。佐藤達の登場するだけで「親戚の子」感が凄い。
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