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2008.07.10

【落語】「三之助をみたかい? vol.4」

2008.7.9 19:30

柳家三之助 の一人会。終演21:30。アタシは30分ほど遅刻ですが。それでも満足。日暮里サニーホール。

店番の小僧がさまざま失敗して叱られる。そこにやってきた一人の客人の用件はいったい。「金明竹」。世の中にはいろんな人が居て、気の長い人も短気も「長短」。植木職人がお屋敷で主人に少しばかりご馳走になり洒落た話し方を聞いて帰って、おかみさんと試そうとして「青菜」。

いわゆる「まくら」が長いから大丈夫かと思って油断してたら、ちゃんと始まっていた一席目。口調が楽しくて、耳に心地いいのです。有名な「寿限無」に似てる感じもあるのですが、意味がついにわからぬまま、なのでついついググってしまう感じ。

二席目との間も、まくらを振り、しかし小咄的なものも挟みつつ。始まってこれは、とおもっているとさにあらず、ちょっとばかりのフェイントで。人物描写の対比を楽しむ噺。三之助にとっては根多おろしなのだといいますが、あれー、じゃあ、アタシは誰のを聞いたんだ。中入りを挟んで、アタシが初めて聴いた三席目。ちょっと上の暮らしを垣間見て、それを真似してみようという噺はままあれど、こんなにも理由のないまま、おかみさんが頑張る噺はそう無い気がします。となれば、このモチベーションは愛情かぁ、そうかいい噺だなぁ。

今年はあと二回。

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