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2008.06.23

速報→「ハックルベリーにさよならを」キャラメルボックス

2008.6.22 1400

60分のハーフタイムシアター。劇団の名作三演め。29日までシアターアプル。取り壊しの決まったこの劇場、キャラメルボックスとしての最終公演にあたります。そのあと神戸、名古屋。

母親と暮らす小学生の男の子。家庭教師の大学生が気を引こうと趣味のカヌーの話をするうち、カヌーに魅せられてしまう。離婚した父親の家に月に一回の面会日に女性が通って来ている。

劇団としてのスタンダードのひとつ。キャストは大幅にもちろん変わっているのだけど、少年から大人に変わる時期の微妙な時期をわずか60分に濃縮している名作は年代が変わってもちゃんと受け継がれる確かなチカラがあります。

二演目の幕間(まくあい)にもそのまま居続けられるのは大雨では有り難い。そこでのトーク、再演に続いての本水を使用しての川下りのシーンは本多のそれよりは水量など増してはいるのだそうなのだけど、舞台全体を覆うほどの見た目と音の凄さとそのあとの静寂と感じたアレにたいしては物足りなさを残します。アベチカコというのもキャラメルボックスではかなり特異なキャラクタで、見た目も声もずば抜けていた上に当て書きに近い石川寛美と比較されてしまうと厳しい感じもしますが、頑張っています。少年を演じる實川貴美子はさすがに安定していてあたしの贔屓目を差し引いても◎。坂口理恵は云うまでもなく。

離婚した母親と父親、父親に好意を寄せる若い女性。あるいは一人になりたい、一人立ちしたいという感情。思春期固有の少年から大人に変わる時期の相矛盾する引き裂かれそうな感情の高ぶりの爆発がこんな形に屈折して発露するのは成井節の真骨頂。そんなことをこねくりまわさなくても、ちゃんとファンタジー、ワクワクするのです。

携帯電話は再演の時はそうだったと思うのだけど、未見の初演はトランシーバだったと聞いた気がするのだけど、何もエビデンスが見付からない。うむむ。

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