【落語】「末廣亭深夜寄席」
2008.6.28 21:30
二つ目を中心にして毎週土曜日に開催されている末廣亭の深夜寄席。ずいぶん久し振りに見た気がします。というか、座席もトイレも前に行ったときより格段に改良されていて、それは落語ブームだからなのか、あるいは近くに出来た副都心線対策なのか。ともあれ、立ち見の出るぐらいの満席。びっくり。
「悋気(りんき)の火の玉」林家ぼたん
「宗論」林家ひろ木
「たがや」金原亭小駒
「粗忽の釘」柳家三之助
終演後に出口のところで、小さなホワイトボードにその日の演目・演者を書いておいてくれるのはアタシのような素人には嬉しい。紙を配る手もあるけど、必要なら携帯で撮っておけるこのほうがなんとなくエコっぽい。
嫉妬に狂った本妻と妾が死してのちも火の玉になってぶつかり合っている「悋気の火の玉」。キリスト教にはまり込んでいる息子を諭そうとしている「宗論」。花火見物の人混みの中、田舎侍に、たが屋の職人が粗相をしてしまった「たがや」。そそっかしい亭主がかみさんに頼まれて壁に箒をかける釘を打つが、うっかりして壁の反対側まで飛びださせてしまう「粗忽釘」。
前の二人はイキオイで乗り切る感じ。比べて後半の二人はタイトでしかもちゃんと芸、というのはやはり比べてみないとわからないこと。三之助の「粗忽の釘」は他で観てはいるのですが、時間の短さゆえかタイト感は増していて、みやすい感じ。
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