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2008.06.04

速報→「第17捕虜収容所」フジテレビジョン

2008.6.3 19:00

映画としても有名な戦時中の話。自転車キンクリート公演として2公演しての、東京グローブでの公演。8日まで、140分。東京終了後は大阪。

第二時大戦下のドイツ軍の捕虜収容所。連合軍捕虜たち。10人のバンガロー。脱走やさまざまな企てがが次々とドイツ軍側に漏れてしまう。新たにやってきた捕虜が連行中に起こした事件で連行されてしまう。

スパイは誰か、ということが物語の主軸を占める話。映画も初再演も見てしまっているアタシには、その意味でのドキドキは少なめ。もちろん舞台は広くなっていますから、息苦しさのような感じはさすがグローブ座では厳しい感じもしますが、徐々に明らかになっていくスパイは、やはりちゃんとドキドキしますし、広い舞台のなかでも注目する視点をきちんと配し、わかりやすく組み立てていきます。

ちいさな役にもちゃんと見せ場をつくるようにした結果か、時間はさすがに長めではありますが、客席がちゃんと静かなままきちんと物語を追いかけている「感じ」がします。いわゆる芸能人目当ての観客が多いこの公演でこれはたいしたもの。 携帯電話の注意もしないままでも一回も鳴らないってのは客が偉いのかもしかしたら設備のおかげかもしれませんが。

あまり最近のグローブ座には足を運んでいないアタシですが、鈴木裕美演出を目当てに(ほかには見逃している公演もあるのに)続けて 三宅健主演舞台を観ているアタシです。さすがにこの年齢層の役者の中でこの役柄をするには若すぎる感は否めませんが、シニカルとまっすぐを併せ持つ感じはよく出ています。

小劇場側の観客としては、岡山はじめ、瀧川英次の二人の掛け合いのシーンが多く、テンポも作っていて楽しい。もう一人の小劇場人、小村裕次郎はセリフらしいものはほとんどありませんが、暴れるシーンの迫力はたいしたものなのです。

この前の三宅健主演舞台の時に困ったなぁと感じた、公式サイトの情報の少なさは、圧倒的に改善されています。惜しむらくはスタッフがもうちょっと充実してるといいのですが。パンフレット買えって、ことだとは思うのですが、そこはけちらなくてもいいのにと思います。

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