【レポート】王子小劇場 佐藤佐吉演劇祭 記者発表

2008.5.7 19:30

6/18からの佐藤佐吉演劇祭に先だっての、各団体を集めて記者発表会。王子小劇場の支援会員として呼んでいただきました。

【佐藤佐吉演劇祭2008 劇視力3.0 [たたかう劇場] ラインナップ】

From	To	劇団名	タイトル	壇上には
6.18	6.30	柿喰う客	俺を縛れ！	俳優・七味まゆ味
7.4	7.14	smartball	Kiss me, deadly	作演出・名執健太郎
7.16	7.21	elePHANTMoon	心の余白にわずかな涙を	脚本演出・マキタカズオミ
7.24	7.28	reset-N	閃光	作演出・夏井孝裕
7.31	8.4	空想組曲	僕らの声の届かない場所	作演出・ほさかよう
8.7	8.12	劇26.25団	生憎	作演出・杉田鮎味
8.21	8.25	スパンドレル/レンジ	地獄のKiosk	作演出・松本淳市
8.28	9.3	劇団競泳水着	真剣恋愛	作演出・上野友之

試しに動画撮ってみたので載せてみたりします。使い方に慣れないので、撮れてないところが沢山あるのもの残念だし、たかが携帯じゃぁ、映像も知れたもんだというのが哀しいもんですが。

(続き→2 ,3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, )

どこまでがシャレかわからない、なんか記者会見の体裁を取りながら、聴衆や記者より関係者が多くてアットホームな感じも。

金屏風のひな壇にずらりと並んだ主宰たち。少々軽口の司会もあわせて、肩の凝らない感じでした。「気になる他団体」「あなたにとっての王子小劇場とは」のような話。

一端区切って4団体ずつにわかれての「主宰トークは「作劇はラストシーンから？」とか「殺人やセックスのような本当には出来ないことを芝居に載せること」とかのような前半(スパンドレル/レンジ、劇26.25団、elePHANTMoon、smartball)。

後半(reset-N、競泳水着、空想組曲、柿喰う客 + 篠田千明@小指値)は、「物語の構造についてどう考えてるか」のような話から派生してのあれこれ。それぞれ10分ぐらい。

いわゆる記者会見とはいいながら、仲間意識を高める顔合わせ会的な要素は多いのです。グダグダということも出来ましょう。が、劇場職員が真剣に喧嘩して選んだ8団体。個性はあれど、あるクオリティを期待させる彼らですから、そんな彼らが化学反応を起こすことを、演劇祭に願ってやまない傍観者のアタシなのです。