速報→「49日後」パルコ劇場
2008.5.5 19:00
池田成志と古田新太の発案による舞台。6日までのパルコ劇場のあと、愛知、札幌、大阪。120分。
古い一軒家、孤独死した老婆の遺品を整理するため委託をうけて清掃する業者。遺族は現れず、土地の権利書と実印だけをさがしてほしいと依頼されるが、ゴミ屋敷同然の家を掃除するうち、老婆以外に住んでいた人間が居るのではないかといぶかしむ
少々のホラー風味。個人技で笑いをとるべくさまざまなコネタをきかせる前半。しかしこの役者陣で7500円もの価格としてはバカ騒ぎまでも至らず、中途半端な仕上がりと感じます。終盤にかけて謎らしきものを徐々に解いていくのだけれど、一転して静かに進む後半はこちらのテンションを維持するのもかなり困難で、というか正直に云うと寝てしまった感じがします、たぶん。音は聞いてたと思うんだけども。
チカラのある役者が、若い作家を発掘するという心意気。正直なはなし、物語だけで大盛り上がり、というわけにはいきません。が、この物語でも見応えを持たせることはできそうな気がする、というだけのキャストと価格、なのだと思うのだけど。
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