速報→「大恋愛」キラリ☆ふじみ
2008.2.10 18:00
11日昼までなのですが、前売りは完売。確かに客を呼ぶ引力。130分、演出家のバトルトーク終演後、最寄り駅までのバス特別便があります。まあ、寒くガシガシあるいて30分弱。
五幕のロミジュリ、一幕はオペラ畑、二幕は映像からの演出。三〜五幕はデスロックの、という構成。装置も役者も共通なのにまったくバラバラな演出の違いを見るのも楽しめるのです。
正直な話、物語を知らないと徹頭徹尾なんのこっちゃになる気はします。当日パンフに書かれた物語を読んでおくだけでもだいぶ違います。物語を伝えるというのが芝居の重要な機能だと思っているアタシには、手放しで誉めたくない気持ちもあるのです。が、二時間超えても、緊張感が持続させられるし、不覚にも楽しいと思ってもしまうのです。
18人の俳優と2人の子供。役者は必ずしもプロばかりではないので、たとえばもとの台詞を動きなく喋るだけでは何を云っているかわからないのです。二幕目以降は普段遣いの会話や動きのおもしろさが圧巻するのです。
入場前に箱からくじをひいて敵対している家のどちらがわに座るかを指定されます。友人たちはロメオ側を勧めますから、祈るようにひいて、果たしてそちら側。トークショーによれば、最初は思いつきで、後付けの理由は偶然なのだといいます・どちらの家に生まれるか、どちらの性に生まれるか。たしかに。
二幕目の桃色に見える明かりの雰囲気、呼び合い求め合い、まどろみ。物量のすごさも相まって、迫力も十分なのです。色っぽさというか、格闘技というか、さまざまなカップルの姿をマルチスクリーンでみてる感じがするのです。一目惚れのように、語り合い、内省し、離れがたい。こんな気持ち、は確かに持っていた高校生のころを思い出したり甘酸っぱかったり、そういえば以下略。 座ったサイドで、それぞれ全く見えないものがあります。俳優たちの笑顔はもちろんなのだけど、ロミオ側からのバルコニー、ジュリエット側からのピアノ。
だるまさんがころんだ、から始まる三幕目、大音量、アップテンポ、俳優を信じて試練しているようなつくり。これこそ物語をきちんと語っている感じはしません。が、縛りを作って演出する瞬発力のようなものと、その世界のルールはさすがに巧い。
舞台を真ん中に鰻の寝床。間に30cmほどの隙間、隠れたり落ちたりする溝は両家や男女の関係をシンボリックに示します。
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