速報→「ぷりずむてん」prism
2007.12.15 19:30
山の手事情社の水寄真弓の企画公演。小さなバーを貸し切って10分ほどの出し物を6つぐらい、おなじくらいの休憩時間トークをまじえつつ120分。16日まで渋谷のBASE(ふたつあるらしいですが)
メイド服をきたイイ歳の女優三人たちの短編あれこれ。チヨコの「前説」。アニメの物語から発想した「ヘボゲキ」。メイド喫茶に変わる〜喫茶の候補三択、ほめちぎり+全否定+劇団員の「3つの部屋」。 静かでまじめな会話劇、邦画風の仕上がりは黒い服の三人の女の「別れの冬」。 スタートレック好きの松田弘子が熱意をもって語る「マチコとスタートレック」。 男女の会話を観客も交えてワークショップ風につくる「グッとくる瞬間」。 水寄真弓のキャラ勝負「まゆたりん」の新曲発表。 チヨコが再び解説する超大作。
「3つの部屋」の土曜夜の選択は「ほめちぎり」+「劇団員」。ひっぱりあげられた観客がノリノリでなかなかに。「グッと〜」の土曜夜は、待ち合わせに遅れた女の言い訳というテーマで、高校生がおしゃれしてオペラに+ツンデレ風+別の相手と歩く姿をショッピングセンターで観たあと、という3チーム対抗で倉品チームの勝ち。
アゴラ劇場からコクーンに抜ける道の途中あたり、ほどよい遠さも含めて心地よさげな寄り道どころ。店長が小劇場の役者、というのも店の雰囲気を作っているのかも知れません。PRISMが今まで使っていたレインボーやKANNNAではカウンターの内側を舞台にしていたのだけど、今回は店内の構成もあってカウンターはそのまま、店内を舞台にしています。メイド姿などの全身をちゃんと見られるのはメリットですが、反面出捌けを明示的にはしずらかったり、カウンター越しの絶妙な距離感というのも捨て難い感じもします。
ア・ラ・カルト風の飲み食い演劇ってのは特にこの季節数あれど、大空間を制圧できる訓練された役者たちがこの小さな空間で、というのは結構貴重な気もします。単にギャグやはやりモノという意味ではない旬のネタをどう選んで、観客をどう巻き込んでいくかというのを役者達でつくりあげていくというのを楽しむのがこのシリーズなのだけど、それは一種、寿司屋のカウンターの向こう側の板前との対峙に似てるのかもしれません、とは云ったもののカウンター寿司なんて食べたことあったか、あたし。
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