【芝居】「コント部 vol.1」競泳水着
2007.11.24 17:00
「さわエロ」を標榜しながら、テレビドラマのように見やすく、美しい役者たちで公演を続ける競泳水着。なぜかそのコント公演。男ばかり、短編、1時間すこし。これはこれで足腰になる期待。24日まで早稲田大学新学生会館B202での公演は終了。
ジュラシックパークをみたと云ったためにSFサークルに無理矢理つれて行かれた男、そのメンバーはタイムマシンを作ったといい「タイムマシンにお願い」。三つの電話を前にサングラス姿で待機する男たち。それに三段オチのように正しい言葉を発しなければ大戦争が起こるという。そこに配属されてきた新人は使い物にならず、仕方なく裏技を伝授するが「秘密結社」。大学入試に新たに加わった科目の予備校での特別授業「優しさの時間」「幸せの時間」 「エロスの時間」。予告状はレッド・フィンガーを盗むと。警備しているおとこたちの目の前に怪しい男が「田村」。人を刺して苦悩していたが「夢の中の殺人」。帰宅途中の男女、男は女に好意を持っているが言い出せず「言っちゃえよブラザース」。
オチや構造などで笑わせるという感じではありません。よけいな一言のつっこみとか、エロ妄想の端々とかというあたりでクスリとする感じ。最近のお笑いはさっぱり知らないのですが、アタシの知ってる中ではシティーボーイズのようなずれた感じを受けて楽しめます。今のところは少なくとも、シティーボーイズのように強烈な役者のキャラクタに頼れないわけで、笑いに結びつきづらい分だけ厳しいところもあるのだけど、アタシは嫌いじゃない。これ。
劇団競泳水着「コント部Vol.1」
2007.11.21 - 11.24 早稲田大学新学生会館B202
作・演出 上野友之
出演 会沢ナオト 上野友之 斉藤哲 前田昂一(コーヒーカップオーケストラ)
小林そら(日替わり/梅舟惟永 守屋康子(劇団森))
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