【パフォーマンス】「清水宏の真夏の大作戦」清水宏
2007.8.8 19:00
芝居に出ればほぼキチガイ演出家ポジションが似合い、サタデーライブ的ワンマンライブを続ける清水宏。日比谷野外音楽堂でのワンデー・ワンマンのライブ。暑苦しいと云われるけど気温も高い中ビールと一緒は楽しめます。100分強。
(0)前説的な「名古屋のおばちゃん」。(1)イラン人落語家・ハッサンの三題噺(ダルビッシュ・裸足の三等兵・平和。野音はボツ)、戦略なくタクシーに乗り..(2)無限地獄的な冒険トーク(体当たり的レポを一人語り、実は真骨頂)、ヒップホップダンスの大会に殴り込むために深夜の駅で踊る若者に殴り込み。(3)シンバル漫談(渋谷のロイホの会話で「自分に値段をつけなきゃ」という若者とか、オタ男三人の。ほか。) (4)勝手に映画予告編。(いーたゃぁ(ET)、13日の金八先生。) (5) 冒険トークの証拠VTR。 (6)エンディング。タイのロック、ジローズ・ブートキャンプなど
ホントに一人で舞台。着替えたりするために袖には引っ込むけど大した空白ではなくほぼ出ずっぱり。全てが大爆笑とは当然いきませんが、上下を切りながら、情けない41男の目線と挑戦するイキオイの(2)はさすがの力。(4)の予告編も、やったもん勝ちなところはありますが、ちゃんとそれらしく。(6)は客席中を走り回りスポットライトを奪い取り。さすがなものです。日比谷という場所を生かして某省庁に向かって「金返せ」と客席に大合唱させるねたもちょっとツボ(あの方向がその省庁なのかは知りませんが)
(2)は、「なぜ今さらそんな無茶な挑戦をするか」というあたりのつかみ。若い頃はエンゲキだったから青春を謳歌してないから、と始まり、アングラ劇団(どこだそれ)の経験なんてのをベースに敷くあたりもちょっと巧い。
ある意味客席も豪華。小劇場役者やら、噺家のグループやら、芸能人やら。なんだかんだ云って結構満員。かなり廉価なチケットも出ていたようですが、それでも楽しめましたとも。
清水宏「真夏の大作戦!!〜やる気マンマン!日比谷ワンマン!」
2007.8.8 日比谷野外音楽堂
作・演出・出演 清水宏
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