【芝居】「一丁目二十三番地金子某の家のこぐまが居るといふ」トリのマーク
200703211300
向島で一年間の在住を通して作品作りを進めるトリのマーク、拠点となるカフェでの初の演劇公演。21日のみ、50分。アート&カフェこぐま。
カフェの椅子に座るひと。なぜか名前を呼ばれるのを警戒する。マスターとの会話を通して近所のこと、ここのこと。時折現れるもうひとりは要領得ない会話したりして…
「場所から発想する」彼らの新作。正にいま日々を過ごしているここ、約4ヶ月ほどの在住を通して作家の見ている「ここ」の記憶を辿る会話。blog読んでいれば知ってる出来事は、それを知らない客へも終演後パンフの形で解説されます。
ボケ・突っ込みの構造が二つ生まれることで、深みと味わいのある構造。のんびりと見ているだけでも楽しめるのです。
カフェの名前、「こぐま」の名前の由来は明らかにはされなかった気がしますが、ヒントというか、こぐまっぽさは感じる仕上がり。ストーリー重視なアタシの普段の好みとは違うジャンルなのだけど、紡がれる世界は何故か好きなのです。
トリのマーク(通称)「一丁目二十三番地金子某の家にこぐまが居るといふ」
2007.3.21 アート&カフェ こぐま
作・演出 山中正哉
出演 柳澤明子 菊地千里 山中正哉
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