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2006.08.05

【芝居】「パンセ2006」resetN

P>20060.8.5 13:00

「パンセ」と銘打った公演は何回かあったのですが、アタシは初見。作家渡仏前の演劇作品としては最後、か。再演作を基本としてラインナップしたTOKYOSCAPE中では(新作ではないにせよ)異色の改訂新版としての上演。6日までARTCOMPLEX1928

ショールームに車で突っ込み炎上して死んだ男女。所持品から男の職場の同僚たちが呼ばれ、質問を受ける。編集者の彼は退院後に新雑誌を創刊したいといい、世の中の小さな怒りを取材し裏付ける(売れそうもない)誌面にしたいという。

観客の同意や理解が欲しいかどうかわからないのです。序盤の照明は雰囲気はあるものの、必要以上に暗く、開演前にあれだけあった音は少なく。

スタッフのチーム(massigra lab.)を作り、スタイルではなく、表現したい物を作るチームなのだと当日パンフで演出家は云うのですが、アタシには、これはスタイルなのだと感じます。

深く静かな怒りが地の底で鳴っている感じの物語の運びは見応えがあります。居なくなってしまった人に対する想いや果たせなかったことへの無念もきちんと刻まれます。

陳腐な言葉でしかあたしは表現できないのだけれど、どうしようもない孤独と絶望、が作りだす陰鬱は間違いなく、作家のリアルを感じさせるのです。

reset-N(TOKYOSCAPE) 「パンセ2006」
2006.8.3 - 8.5 ART COMPLEX 1928
作・演出  夏井孝裕
出演 町田カナ 久保田芳之 原田紀行 平原テツ 長谷川有希子 奥瀬 繁(幻の劇団見て見て) 勢登健雄(オフィス・ヒューリッド)

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コメント

こっちも間違いました(^_^;)。5日までですね。

#出先だと付けすぎたコメントも削除できないなあ。なかなか。なぜかW-ZERO3も調子悪いし(T_T)。

投稿: かわひ | 2006.08.05 18:29

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