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2006.06.25

【芝居】「舞台・阪神淡路大震災」舞台阪神大震災実行委員会/たこあし電源

2006.6.25 19:30

2004年に初演、2005年中は全国でのツアーを経ての東京再演。27日まで東京芸術劇場小ホール1

あたし自身は初演未見。身近に被災者はいません。報道の内容としてはある程度はもちろん知っているし、今回の再演に当たって、マスコミでの取り上げが比較的多いことに、違和感を感じていました。

開演前には小さくラジオの音、日常を感じさせる雰囲気。(開演前に注意がある通り)大音響と暗闇で芝居は始まります。震災の当日、数日後、1ヶ月後、そのあとで起こったといわれることを、突き詰めて描きます。人物たちにスーパーマンは居らず、生活が激変した人々を執拗に描くのです。

描かれていること自体は、わりと報道されていることだったりして、実際のところ隠されていた新事実なんてものはない気がします。芝居で、しかもドキュメンタリーとして描くことに何の意味があるのか、わからなかったことが、公演のパブリでアタシの感じた違和感の正体なのです。

観てしまった今、違和感というあたしの意見は変わりました。これはいわゆる芝居じゃないのだけど、舞台で繰り返し演じていくことに意味はあると思うのです。それは、被災の現場が生身の人間たちのものであることを「ナマモノ」の舞台は、メディアのそれとは別のチャンネルで観客に伝えるからではないかと思うのです。役者は「演じて」いるわけだし、舞台は「作り物」なことは事実だし、現実に体験した人にとっては、リアルとは違うかもしれません。が、それを体験していないアタシにとっては、知識としてもっている様々な報道の映像と合わさることで、リアルを感じることが出来たと思うのです。

[舞台|阪神淡路大震災]実行委員会 「舞台|阪神淡路大震災」 2006東京公演 (2005ツアーファイナル)
2006.6.23 - 6.27 東京芸術劇場小ホール1
作・演出 岡本貴也
出演 以倉里江子 井上由紀 岩下貴子 上田秀和 上村敬治 魚谷佐知子 岡出美穂 荻原政樹 尾前憲一 五辻真吾 佐藤ゆず
塩田憲義 志田健治 高橋幸生 杉田稔之 野地将年 藤波恵 藤野友美子 星ようこ 松本昇大 間宮知子(声)

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