« 【芝居】「キミの好きな幽霊」タカハ劇団 番外公演 | トップページ | 回転しはじめてる。 »

2006.06.12

【芝居】「華なき子」拙者ムニエル

2006.6.11 18:00

1年半以上ぶりにメンバー揃っての本公演となる拙者ムニエルの新作。「三井のリハウス」7代目リハウスガールの建みさとを客演に、振り付けに井手茂太を迎えて。2時間半は少々長いですが、パワフル。20日まで吉祥寺シアター(KICHIJOJI KIRIFUDA、という主催公演のクレジットが入ってます)。入場前に列を作ってアトラクションがあるので、ぎりぎりとか過ぎてからだと、ここを見逃します。

靴屋が一軒もないために島民全員が裸足で暮らす島、足肌島。一番の美少女は自分がスポットライトを浴びることを一番に策略を練る。ある日やってきた転校生は、意識しないままに、ことごとくその野望を打ち砕く。17歳の高校生の頃から、島を出て戻ってくる22歳を経て..

リハウスガールまで持ち出して、「美人なのに(運が悪くて)華がない」という役をふる贅沢さ。たしかに美しい彼女なのだけど、くせ者揃いのムニエル陣を相手にすればそりゃ、目立たなくなるともいうわけで。澤田育子、加藤啓、成田さほ子、伊藤修子などの役者を見てるだけで楽しいのです。

2時間半という上演時間は少々長い気がします。17歳のシーン面白く見たのですが、数年後のあたりから人物がごちゃついてきて難しくなり、記憶が曖昧なところが数カ所。キャラクタの立った役者に複数の役を説明なしに、時間の流れも微妙に前後させながらやらせたりするものだから、とまどってしまうのです。いや、ちゃんと全部見逃さなければ大丈夫なのでしょうが。

あたしは久し振りに見たのでよくわからないのですが、振り付けを付けたダンスを入れてるのは最近の傾向なのでしょうか。意外に動く人と、だめなのはだめな人があって面白いのだけど、この上演時間の長さでは逆効果を観客に印象づけてしまうおそれ。

入場前に二列に並ばされて何事かと思えば、1Fの扉からぐるりと回りながらプレイベント。こういうサービスは彼らの強み。奥行きも高さもある舞台を巧く使い、可動な小さな舞台を使うのも、いいアイディアだと思うのです。アタシの見た時点では上に駆け上がるのに固定が甘いときがあって観ている側が冷や冷やするのですが、楽日まで怪我のないことを切に願うのです。

拙者ムニエル 「華なき子」
2006.6.9 - 6.20 吉祥寺シアター
作・演出 村上大樹
演出 高羽彩 
出演 加藤啓 千代田信一 澤田育子 市川訓睦 伊藤修子 成田さほ子 山岸拓 生 寺部智英 石川ユリコ 村上大樹
建みさと

|

« 【芝居】「キミの好きな幽霊」タカハ劇団 番外公演 | トップページ | 回転しはじめてる。 »

演劇・芝居」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【芝居】「華なき子」拙者ムニエル:

« 【芝居】「キミの好きな幽霊」タカハ劇団 番外公演 | トップページ | 回転しはじめてる。 »