【落語】「ノスケ 第16回」
2006.6.4 19:00
継続的に行われている喬之助と三之助、ねたおろしを含む二人会。あたしはかなり久し振りです。日暮里駅前のホテルにあるホール、日暮里サニーホールを初めて使って。
落語にはあんまり詳しくないのです。隣の席の方のメモを横目で見てタイトルを。三之助「堀之内」、喬之助「千両みかん」、喬之助「長短」、三之助「大山詣り」。オープニングには二人で出てきて、なぜ前座が居ないのかとか、なぜ3月はなかったのかとか、まあいろいろと。
そそっかしい男がそれを直そうとお参りしてますますはまり込む「堀之内」は軽快で面白い。夏の日にみかんを探し求める羽目になる話「千両みかん」は商人の理屈の下りが腑に落ちてあたしは好き。気の長い男と短い男の煮え切らない会話「長短」は、ごくシンプルな構造だけに演者が見せる人間にすべてがかかる感じ。旅先で喧嘩してしまったために約束で髷を切られた男のある意味復讐劇「大山詣り」はテンション高く(かなりせっぱ詰まってたという気もしますが)結果どたばたになったけど、それはそれで味。物語自体はだます下りあたりが、あたしはあんまり好きじゃありませんが。
| 固定リンク
「落語」カテゴリの記事
- 【落語】第13回てうし寄席(柳家三之助 真打披露)(2010.06.14)
- 【落語】「柳家三之助真打披露興行」鈴本演芸場(2010.03.23)
- 速報→「三之助をみたかい? vol.11」(2009.12.30)
- 【落語】「三之助をみたかい? vol.10」(2009.09.18)
コメント
ども。お久しぶりでした。
前説から一貫して「粗忽」「逆ギレ」がテーマだったような番組でした。ってのは偶然かな(笑)
投稿: ダッチ | 2006.06.05 09:00
お久しぶりでございました。
体の調子が悪く早々と引き上げてしまいましたが、今度またゆっくり芝居の話も聞かせてくださいませ。
投稿: 栗坊 | 2006.06.05 23:33
みなさま、コメントありがとございます。
ダッチさま:
ああっ、なるほど。前説からして一貫性があったのですね。云われてみればなるほどです。偶然かも知れませんが(^^)
栗坊さま:
こちらこそ、ごぶさたしておりました。
また、ぼちぼち通うつもりでおりますので、よろしくお願いいたします。
投稿: かわひ_ | 2006.06.06 00:14