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2006.05.27

【芝居】「スペーストラベラー2006」SUPER☆GRAPPLER

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エンタメ指向のスピードが特色のスパグラの旗揚げ作品の4年ぶり再演。110分。28日まで東京芸術劇場小ホール2。

ワープとコールドスリープを使いブラックホールを超えた向こう、「次の世界」を目指し移民を載せ、システム・マザーが司る巨大宇宙船。出発して間もなく、謎の侵入者やキャビンの破壊などの問題が次々と。客も乗組員も減っていくなか、マザーが何か重大な事実を隠しているという侵入者の言葉が…

旗揚げ作らしく、ワンアイデアの到達点に向かってまっすぐに引っ張り続ける感じ。最近作を見慣れた目にはエンタメ色が薄く感じてしまうのは惜しいところ。加えて、物語の本筋に入るまでが少々長く、機内上映として置かれた劇中劇(この回はSHARMAN BOY II)が、この劇団の過去作品のセルフパロディをしてまで入れる意味があるのかは、疑問があります。

貨物室切り離しの下りや、終盤のディスクを渡すシーンなど、ベタではあるけれどちょっといいシーン。

まっすぐな乗組員を演じた羊吾はどこか目の離せないオーラ。セレブな乗客を演じた三井俊明がテンション自在で楽しい。

SUPER☆GRAPPLER 「スペーストラベラー」
2006.5.25 - 5.28 東京芸術劇場 小ホール2
作・演出 園山琴絵
出演 羊吾 渡邉哲 池内直樹 原田明希子 鈴木俊哉 園山ことえ 那珂村タカコ(劇団ヘロヘロQカムパニー) 三井俊明(アコースティック・アライヴ) 白川直子(ククルカン) 廿浦裕介(少年社中) 松崎史也(Afro13) 加藤俊(ギャングエイジ・シアター) 川崎麻衣(前方公演墳PASHIRI) 松本誠 田村淳子 高橋奈都美
堀池直毅(少年社中) 江実なつこ(桃色バンビ)

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