【芝居】「クローバー・春」ククルカン
2006.4.28 15:00
ククルカンが一年がかりで行うプロジェクト 、春夏秋冬と題した4つの話の始まりとなる一本。もと倉庫を改造した月島のスタジオで。90分。30日まで月島TEMPORARY CONTENPORARY。
生まれる前の「魂」の集う場所。これから経験する人生を一通りみて、憂鬱になるが生まれる瞬間にすべての記憶が抹消されるのだという。一人の女。父親、恋人たちのこれからが見えて、であって生まれるまでのほんのひとときが。
優しくて緩やかな空間。女を主軸にみせる趣向は、ある意味女優目当てなあたしにとってはうれしい構成。くるくると変わる表情や声の魅力にあふれるのです。
でもそれは坐る席に依存してしまうのかもしれません。あたしが坐ったのは入口すぐよこの席で、女優の表情を。対面して話すシーンが多く、反対サイドでは男優の顔が多くなります。この構成ゆえに、感想も女優に偏ったのかも、とも思います。
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