【芝居】「ヒッキー・カンクーン・エンゲキリョウホウ」ハイバイ
2006.2.5 14:00
会話劇の評判上昇中、らしいハイバイ。数年前の、引きこもり題材の再演。5日17時半に追加公演で終了。
ネタバレあり
引きこもりの兄を治療するための「出張お兄さん」がやって来て、打ち解けはするが、うまくいかない。次に現れた「出張お姉さん」は、見事解決したかに見えたが…
第二幕、それから1年後。出張お姉さんだった女がやっているのは演劇することによって克服する療法のセミナーというかワークショップ。芝居の演出をしている、というのも実は台本があって…
二幕目の繰り返しリカーシブはやがてどちらが正常なのか、というメタ芝居らしい展開に。もし予備知識を持たずにみたら、鳥肌モノだったろうとも思いますが、評判聞かなかったら、無理をしていかなかっただろうとも思うので難しいところではあります。
それでもこの構造を破綻させずにみせる確かな力なのだと思います。題材に時代を感じないこともないのですが、会話の体温の低さなど巧いなあと思うのです。
ハイバイ「ヒッキー・カンクーン・エンゲキリョウホウ」
2006.2.2 - 2.6 こまばアゴラ劇場
作・演出 岩井秀人
出演 用松亮(/金子岳憲 ) チャン・リーメイ(豊原里美 改め) 三浦俊輔 蔀守
端田新菜(青年団) 浜田信也(イキウメ) 安部康二郎(幹生) 永井若葉(幹生) 宇井晴雄 岩井秀人(品川カンパニー)
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