進めるか、転換するか。
月末が近づいてきて、いろいろなことが慌ただしく動いたりしています。最初のトライの先に進む方法をどうしたらいいのか。
本を読んでいます。「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる(amazon)」という本です。web2.0とか、googleとかそういう、ネットの向こう側の人々で起きていることを、こっち側の立場と繋げて解説しています。面白いよ。
さて、週末。金曜日に会社の有休申請してまで、KAKUTA@東急まちだスターホール、「星の一年」の真ん中、星空の下でリーディング。土曜夜にアンクルジャム@王子小劇場、初見ですが、オジさんたちの芝居に若者が居る芝居、ということらしい。演出が渡辺純一郎(無機王)、制作も割と強力で。日曜にZOKKY、ついに最終ステージ。
ポイント@アゴラ劇場(初見)、動物電気@駅前(ずいぶん久しぶり)、ニットイット@サニーサイドシアター(初見)、鈴置洋孝P@サンモール、tsumazuki no ishi@サンモールスタジオ、4本オムニバス。POSTER COVER@MOMO。さて、どれを。
「ウェブ進化論」が書いていることのうち、ロングテール、自動秩序形成の例として、本の中ではgoogleが取り上げられているのですが、芝居の世界にもそれを10年以上前からやってる人が居ます。云わずと知れた「えんげきのぺーじ(えんぺ)」です。そういえば、にしかどさんがはじめの頃にどこかで書いてらっしゃったのが、「ひとつひとつはバイアスもかかってるし、意味がないかもしれないけれど、それが大量に集まることで世論を形成しているはず」という視点と多分同じなのです。芝居の世界はなんだかんだいっても、ITの最先端というわけにはいきません。blogは増えていますがそれは仕組みのうえにコンテンツを載せる作業です。えんぺが偉大だったのは、そのインフラを作る、ということに着目した点だと思うのです。そして、その視点を10年前に得ることが出来たから、いま、あたしはblogの面白さを感じているのです。
芝居の世界に、まだ出来ることたくさんあると思うのです。amazonでは当たり前のアフィリエイトプログラム、公演案内を芝居をする側が書き込むことで公演カレンダーが出来る、wikipediaのようなサービス、手作業で行われているよこ串リンクを正確に行う方法など。
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