【映画】「ALWAYS〜三丁目の夕日」
漫画の原作。東京タワーが出来た昭和三十年代の東京を舞台に、小さな自動車修理工場の人々と、作家を目指す若者のまわりのいろんな話。「三丁目の夕日」ってこんなでしたっけねぇ。点描される風景はたしかに雰囲気似てるかも知れないけど、あまりストーリーが重視される漫画じゃない気がしてたのですが、真剣に読んだことないので、間違ってるかも知れません。
あこぎなほどに、ストレートに泣かせばを次々と。まんがを下敷きにしたからといって、ステロタイプな人物の作り方。丁寧に作り込まれたCGもたいしたもの。どうにも否定しづらいような、いい時代をいい視線で描いてる気はします。受けるのとってもわかるし、ちょっと泣いたりもしたし。どこかひっかかるのは、アタシの心が汚れているからです、きっと。そうに違いない。
「夕日」を見て未来を感じるってのは、実にすんなりと入ってくる「感覚」で、巧い作り方だなぁと思うのですが、頭で考えたら「夕日で未来」というのは不思議な感じもします。これ日本人の感覚なのかなぁ。どうだろう。「朝日のような夕日をつれて」という単語が頭をかすめたのは秘密です。
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