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2005.12.03

【芝居】「NachtMusik(ナハトムジーク)」SPIRAL MOON

2005.12.2 19:30

SPIRAL MOONの新作、外部から作家を迎えて。コンパクトながらファンタジーを得意とする彼ららしい味わいのある80分。4日までザムザ阿佐谷。

遠くからやってきたやつらが探し出した彼女は酒に溺れ、自暴自棄になった姿だった。メンバーの中の一人がでかつての彼女に恩を感じて来たのだった。

突然、自分は一人だと思ってどうしようもなく寂しい気持ちが突然しみる日。優しい視線があったことに、気がつくことが自分の次の一歩になる、と作家の暖かさに包み込まれる感じ。

序盤、少々強引に引き込まなければならない独特な物語の世界。入り込むために前半で少々てこずる感じはあります。が、いったん世界が形成されてしまえば、強力な磁場を生み出します。

この世界、単にファンタジーっぽい暖かさを作るだけではなく、ときに言葉を補い、観客の視点を導き、ときに本編に寄り添い、支えています。急に言葉が地の文になったり、突然説明の台詞になったりと、違和感を感じたりもするのだけれど、いいところもあって、スピーディーでテンポよく進む感じがします。

元VALUE-zeroの柄澤太郎の脚本は7年ぶりの新作。そういえば最終公演を見てるのだけど中身となると記憶が曖昧なアタシです。どこかファンタジーな感じというのは劇団のカラーでもあるのだけど、作家の一つの顔だったなぁと思い出したりもするのです。

SPIRAL MOON 「NachtMusik」
2005.11.30 - 12.4 ザムザ阿佐谷
作 柄澤太郎   演出 秋葉正子
出演 最上桂子 齋木亨子 伊崎寿克 星達也 河嶋政規(こちらKGB) 武藤奈央子 桑島貴洋 佐々木覚(P.E.C.T.) 新井菜穂 和田和馬(P.E.C.T.) 秋葉正子

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コメント

>急に言葉が地の文になったり、突然説明の台詞になったりと、

これ、癖ですね、私の。
アングラ時代の癖です。
昔から指摘され続けているのですが、たぶん今後も直らないでしょう(笑)。
というのも、こういう「演劇的な台詞展開」が大好きなんですよ。
憧れていると言ってもいいです。
しかし、そういった構成でももっと素直に書く方法はあるはずなので、
かわひらさんが感じた違和感は、私の未熟さ故ですね。
精進いたしますです。はい。

投稿: 柄澤 | 2005.12.05 10:47

柄澤さん、直々にありがとございます。

なるほど、意識してされてることなんですね。本文にも書きましたが、かわひらは違和感を感じつつも、展開が早い感じになるのはメリットだなと思って拝見していました。また新作を拝見できるのを楽しみにしております。(と、プレッシャー)

投稿: かわひ_ | 2005.12.06 00:52

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