【芝居】「ZOKKY」
2005.10.30 17:00
くぎられた小部屋で演じられる3分ほどの芝居を、一人もしくは二、三人で覗き穴から見る形態の公演。マダムゴールドデュオ(MGD)でも行われる形態ですが、女優と色気を(実はストレートなエロとも違う)前面に置いたスタイル。ルデコでの公演は終了。
MGDの「原宿物語」に参加し可能性を感じた小林タクシーによる、「のぞき部屋演劇専門団体」ZOKKYの旗揚げ公演。この形態の修行が足りないアタシは、最終日の終わり近くの時間に参戦、してしまったので時間足りず。(涙)
漫画家の動かすペン先に魅せられたアシスタント「11PM」。待ち続ける行列、ふと誘惑する女「絶頂集」。みられなかったけど「ダッチ」「ZOKKY'S ANNGEL」。
今回見られたのは「11PM」と「絶頂集」だけでしたが、ホントは4本。一つの舞台で回しているために、時間帯によっては待ち時間が長くなってしまうのが弱点で、早め早めに訪れて、消化しなくちゃいけないのね。(T_T)知り合いが居たら果敢に声かけて本数を稼がなきゃいけないのかもしれません。開場直後は結構空いてるも聞きますので、時間配分をもっと考えなきゃいけません。
ともかく、近くて、ほんとにドアップの芝居、全体的に色気を全面に押しだして、女優をフィーチャー(族鬼娘-zokky girls)。でも、単なるストレートなエロにはもっていかずに踏みとどまるは正しい。声だけ聞いてると、大きな喘ぎ声満載ですから、あれですが。11PMはアイディアがいいよなぁ。
受付で300円払い、みたい話を選ぶと、番号札を渡されて。待合室のように椅子とテーブルがあって、友達とでもきてれば話をしながら時間をつぶすもよし。声はまる聞こえなので、ヘッドホンステレオでも持ち込んで聞いているのも吉。しかし、番号札もって、呼び出されてピンクのカーテンの向こうに消えてって微妙ににやけながらでてくるって姿はあれですか、風俗店のメタファーですか。知らないけど。
しかし、多少の休憩はあるとはいえ、役者たちはほぼ出ずっぱりで、しかも同じことを6時間も繰り返しているわけで、肉体的には相当に過酷なのではないかと想像します。この効率の悪さ、壮大な無駄こそが、実はライブをやってるってことに根底で繋がるわけですが。
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