【映画】メゾン・ド・ヒミコ
200510072100
男にモテず、生活も地味、とある理由で借金も抱えている女。幼いころに離婚した父親は、ゲイバーのママで、ずっと会うこともなかった。突然、若い男が訪ねてきて、余命幾ばくもない父親の看病を頼む。若い男は父親の恋人で、父親はゲイのための老人ホームを作っていた。父親は許せない女だが破格の報酬に釣られて。
全体にはゆっくりとした時間の流れ、いくつか、華やかな場面を折り込み、飽きずに見られるようになっています。
老いてゆくゲイの小さなコミュニティを軸に描いてるのかと思うと、それは背景に過ぎず、女の気持と現実と体験を描くことに軸足があるのだと思います。現実のゲイコミュニティからはリアリティの無さを指摘されることもあるようですが、それも仕方ないのだと思います。だって描く側がそこに重点置いてない。
それでも、こういう、疑問や批判を消さずに置いてある公式サイトの掲示板は、立派だと思う。荒れ寸前まで行ってもギリギリで踏み留まるのもたいしたもの。
アタシは結構面白かったなあ。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 【映画】「嵐になるまで待って」Livespire(2009.03.19)
- 「役者魂」#2(2006.10.26)
- 【ドラマ】下北サンデーズ#9(最終回)(2006.09.08)
- 【ドラマ】下北サンデーズ#8(2006.09.01)
コメント