【パフォーマンス】「ポタライブ・源」
2005.10.8 15:00
街を散歩しながら、案内人の語りと、街に点在しているパフォーマーたちを観るという趣向の公演。このシリーズの原点となった「源」の最終公演。本来予定していた広尾編の8日9日が上演できず、代替として復活。評判がよかったので(たとえば、Wonderland)、あたしには朗報でした。9日まで。三鷹駅出発。
玉川上水沿いに浄水場までの散歩をしながら、街の成り立ち、片隅に見えるものを散歩しながら。ところどこにはパフォーマーが居て、何か言いたげにたたずんで居たり、踊っていたり。街の何かを語りつつ、風景の中に溶け込むのは、ポタライブの共通。
その街の中に見つけたものに、チカラのあるものがどれだけあるかが、成否を握る気がします。街の順路を決めたり、パフォーマンスを作る部分はあるにせよ、基本的には、街の魅力をいかに引き出し、伝えるかにかかっています。その点、玉川上水のなりたち、廃線跡、水、樹などと、きえゆく風景のノスタルジーは確かに強力で、力があります。今作は重要な風景が開発によって消えてしまうために、明日が最終。何度も来てはいる三鷹という街に、こんな顔があったということを発見させられたのも魅力なのです。(ネタバレっぽいので具体的には書きませんが)
ただし、谷中編で感じたように、ガイドツアーとの違いをどこに見いだせるかという気はします。ダンスの一種だとは思いますが、あたしの考える「芝居」というのとは少し違う気がします。あたしはもっともっと、具体的な物語がほしい。あたしの気持ち、の問題なのですが。いろんな作品があるようなので、気持ちが合うモノもあるかもしれません。あたしがあまり得意でないパフォーマンスやダンスを観る環境としては、むしろ劇場で観るモノよりも、カジュアルで、あたしは楽しく観られました。
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