【芝居】「脈拍のリズム」ユニークポイント
2005.9.19 15:00
事故にあった夫婦のこわれゆくさま、潜む悪意の姿が見える舞台はずっしりと重いのです。公演は終了。
平和に見える夫婦、突然事故で失う娘。半狂乱にも近いヒステリックな反応はやがてゆっくりと夫婦を壊していくさまを描くのだけど、彼ら夫婦がこだわった「原因」とは。
重苦しい緊張が続く舞台。どっぷり疲れはしますが、見応えがあります。芝居としてそれほど多くとっぴなところがあるわけではないのです。芝居らしく見せているのはひとえに終幕近くで明かされる事実なのですが、じゃあ何か解決しているかといえば全く解決してないというのが芝居的だなあと思うのです。
ユニークポイント「脈拍のリズム」
2005.9.14 - 9.19 OFF OFFシアター
作・演出 山田裕幸 出演 山路誠 安木一之 石橋龍 畑中友仁 中村紗夢 衣川真生 高田愛子 大野由美子
| 固定リンク
「演劇・芝居」カテゴリの記事
- 【芝居】「呪いならいいのに」たすいち(2023.02.04)
- 【芝居】「恥ずかしくない人生」艶∞ポリス(2023.02.04)
- 【芝居】「エゴ/エバ」酔ひどれ船(2023.01.28)
- 【芝居】「すずめのなみだだん!」やみ・あがりシアター(2023.01.22)
- 【芝居】「gaku-GAY-kai 2022 贋作・テンペスト」フライングステージ(2023.01.19)
コメント