速報→「神の領域」猫☆魂
2005.9.5 19:30
笑いに寄ってる感じのする劇団名とは異なる、静かめで深く怖い物語が実は特性なのではないかと思う猫☆魂の新作。SFの枠組み、でもヒトのなせる限界を。5日まで駅前劇場
研究室で生まれた機械人、こうなってしまった世界を救うためには、起点を変えるしかないと過去に。姫のわがまま、生まれてくる子供、人食い。
微妙な笑いを挟みつつも、フラットに続ける会話。かなり後ろの席ということと、直前に食べた晩ご飯が眠気を誘うのだけど、なんとか見続けるのです。派手さはありません。どんな手を尽くして、できたとしても最終的には変えられないのは、神の手なのでしょう。
長田奈麻の姫、強気も猟奇も自在。秋澤弥里の妻、可愛らしくしかし母らしく、舞台の中で母性を描く唯一の立場。ほんとうに人造人間のような、小村裕次郎は、舞台の勢いをつけ、目が離せません。
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