【芝居】「僕等の肌ヌらす青」東京ネジ
2005.8.6 19:30
盛岡の劇団「ネジ」の主要メンバーが東京で旗揚げした「東京ネジ」の新作。幾つかの美しいシーンが印象的な100分。8日まで王子小劇場。
パラダイスと呼ばれる街、双子の子供たち、オトコノコ志望の彼らが森の中で出会ったこと、見たこと、彼らはやがて来る運命を知っていて。片方が少しでも早く大人になると、もう一方は消えてしまう運命なのだ。
12、13歳ぐらいにの急速な成長しながら、男でも女でもないのに、その差を意識したり、自分の生き方について幼く自覚する不安定な時期。様々なバリエーションで見せる、いわゆる少年モノのファンタジーといえばそうなのだけど、作家も演出も女性の今作の視点はもっと柔らかで、男女差を強く意識している気がしてなりません。
初恋について、「きゅんと」なんて生やさしいものではなくて、もっとずしんと来るという「感覚」を語るあたりは女性らしく。一方でメインの役者の中性感は物語を雄弁にします。
劇場のタッパを生かし、光を使いこなすさまざまな演出が実に美しいのです。結果、中途入場難しい構造なので劇場には早めに。終演後に抽選会もあったりしてちょっと楽しい。
東京ネジ「僕等の肌ヌらす青」
2005.8.5 - 8.8 王子小劇場
作 佐々木なふみ 演出 佐々木香与子
出演 佐々木香与子 佐々木富貴子 佐々木 なふみ 今里真 田中陽介 明石修平(NATURALick☆kciRT) 小松君和(神様プロデュース) 須貝英 田保圭一
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