【芝居】「kaleidoscope」Ele-c@
2005.7.3 19:00
女優二人体制になってはじめての公演。スタイリッシュは残しつつオンナノコ目線てんこ盛り。3日まで王子小劇場。
前作が評判になった作家、新しい恋人。幸せに見えるカップルの奥底。花を渡り歩く蝶の計算。物語はやがてからみあい。
シンプルな気持ちが出発点の作家の視点だと思うのです。作家の印象をシーンで点描していく感じ。女性の作家らしい、柔らかな感じも好きです。反面、いくつもの話をもりこんだ結果、人物が少し多くて混乱してしまうのはあたしだけですか。
丁度半分あたり、記憶にまつわる背景、江ノ島の話あたりの盛り上がり、テンポとメリハリは物凄く面白いのです。
しかしああいう記憶のありかたは、あたしが芝居を観るときの感じなんだよなあ。記録したりしなきゃ←だめぢゃん
自分の周りが動いている、止まっているのは私だけ、とか。何が自分にとって大切なことかを語る誕生日のくだり、そのシーンでの気持ちが震えるのです。
ele-c@14th-ES「kaleidoscope」
2005.7.1 - 7.3 王子小劇場
作・演出 ハガジュンコ
出演 芳賀淳子 森律子
小名木俊亮(Oily Face) 春日和弘(はぶ談戯) 加藤敦(ホチキス) 黒川深雪(InnocentSphere) 齋藤了介(AchiTION!) 三瓶大介(ククルカン) 坂野直也 村上勇斗
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