劇場の巣作り
「巣作り」って言葉がよく言われるのは、女優さんが楽屋や鏡前にあれこれ飾り付けたり、自分のお気に入りのものを置いたりするって意味がたいていなのですが、あたし的には観客も客席をいかに快適に過ごすかってのがあって、それをあれこれ。自分用メモ。
最近はほんとうに小さな劇場ばかりなので、そこに偏っていますが。
まず持ち物から。チラシを持ち歩く羽目になったり、blogネタにしたりするためのデジカメを持ち歩いたりしてるので、結構な大荷物ではあります。なんとかしてフットプリントをA4サイズ程度に抑えるのがこつ。チラシが入る最小の大きさ。あと、ペットボトルでお茶とフリスク。いろいろやってみてここに落ち着いています。
劇場に入ります。
基本は、いかに膝の上にモノを置かないか、身の回りのものを減らすかにかかっています。年齢がいってからは、足が自由に動かせないのは本当につらい。椅子のある劇場ならば全てを椅子の下に、桟敷席ならばモノがおける端を使うか荷物をさっさと預けるか。カバンの大きさを小さく抑えるのはこのためです。
【チラシ束は先にカバンに】
チラシはちらりと見たら、当日パンフ(役名みたりしたいので)以外は全てカバンに押し込みます。観劇中に思わずチラシ束を落としてしまうことがあるので、それを避けるために。直前までチラシ束見てたような時も、迷わず椅子の下に置いてしまいます。混雑の関係で荷物を預けるときも、アンケートも含めてカバンに全部入れて預けてしまいます。
【椅子の下にすべてを】
カバンを椅子の下に、その上にジャケットやコートを畳んで。あまり高価でないものを着ているから出来るのだとは思いますが(^^;;)。真冬のダウンなど入りきらなければ迷わず預けます。
【お茶とフリスク】
飲食厳禁を言う劇場がほとんどですが、ペットボトルの(加糖でない)飲料は、もう黙認状態ではないかと思います。というか、してほしい。咳止め、眠気覚まし(失礼)にこんなにいい方法はないので。飲むタイミングはちょっと気を遣います。あれば暗転や転換を狙いますが、咳が止まらない、そもそも暗転がない(^^;;)など、どうしようもないこともありますので、心でごめんなさいしながら、ちょこっと飲みます。
眠気覚ましというか、あめ玉が代表的なのですが、セロファンをむく時の音が結構気になるなぁと思っていて見つけたのが、フリスクです。でも振り出してしまうとかなりの音がしますので、容器の内側を強く引っ張り出すと、引き出しのように中身が全部見えるので必要になったら、こいつをつまみます。ほぼ100%のコンビニとキオスクに置いてあるのも、味が数種類あるのも気に入っています。
【座布団】
やむをえず通路に座布団ということや、桟敷席などで座布団を使うことがままあります。年齢がいくにつれて、これ、どんどんつらくなります。座布団が痛むのはちょっと忍びないのですが、二つ折りにしてしまいます。薄手なのでこれで高さが変わると言うことはほとんどありませんので。さらに、可能ならばあぐらがくめる幅がとれる場所、たとえば端っことか。体育座りはほんとにつらいのですが、まあ、大人気公演なら仕方ないですかね。正直言うと、体育座りぐらいならば、立ち見にしてほしいところなんですが、これは、まあ。
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