【芝居】「宇宙猿」空想科学三人芝居
2005.5.7 15:00
西田シャトナー原作のSFを坂口修一×平林之英×末満健一による肉体的三人芝居にする企画公演。9日まで王子小劇場。
宇宙を旅する船の中。毎日暇つぶしに興じるものたち。冒険の目的を見失ってしまって、復活のアレコレを試す順番決めのためにゲームをしているのだ。
いろんな意味でピスタチオとか、西田シャトナーという人の影響を強く受けていると感じる芝居。カラダを酷使するパワーマイム的なものとか、細かく入る笑いとか、少々哲学的な感じとか。あまりに広がる世界が大きくて、このやり方以外では表現し得ないのだろうということもわかるのですが、ピスタチオをリアルタイムで体験したあたしには、正直、今更という感じもしないでもありません。
「毛」に執拗に拘る下りがあります。何かのメタファなのだろうとは思うのですが、あたしには、いまひとつピントこない感じがします。
以下ねたばれ
猿たちの暇つぶしのあれこれ、モノを投げたり、とばしたり、勝負したりと云うことがゲームになり、やがて技術の進歩を生んだということと、宇宙船の中での時間を無為に過ごすために永遠に続くゲーム。やっていることには大差ないのに、この悲しさはなんだろうと思うのです。
空想科學三人芝居「宇宙猿」
2005.4.23 - 4.24 大阪 ジャングル・インディペンデントシアター
2005.5.7 - 5.9 東京 王子小劇場
作 西田シャトナー 演出 宇宙猿
出演 坂口修一 平林之英 末満健一
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