【芝居】「ささやく黄昏」東京Ne+ws
2005.5.21 14:00
外出しない男と兄弟たち、偶然の再開あれこれの話。22日まで、OFFOFFシアター。
少ない人数で、ある広がりを持たせよう、綺麗な相関を編もうという意欲は感じます。結果、かなり狭い、箱庭のような世界なのです。似たことを語るシーンがありますが、芝居全体もまた、箱庭に相似のよう。
人物の妙な気持ち悪さとは裏腹に空気感は澄んだように同居するのが不思議な手触りです。
この劇団と散歩道楽、明日図鑑はあたしにとっては少しばかり空気が似てる感じがしてるのです。各々から客演が揃うのも今作の楽しみです。
美術、靴屋という設定で、壁一面の靴などは光と相まって綺麗で美しいのです。
なぜか客席に子供。結果的には前半少しグズッただけで概ね静かでしたが、やはり厳しいと思います。客との関係は大切ですが、その程度のカンパニーと思われないためにも対策はすべきだと、あたしは思います。万が一に備えて、せめて入口近くの関係者席を案内してほしいところ。
東京Ne+ws「ささやく黄昏」
2005.5.18 - 5.23 下北沢 OFFOFFシアター
作・演出 ハナヲ
出演 安東桂吾(マォーティーズインディアン) 杉谷順也 佐瀬弘幸 川原万季(散歩道楽) 坪井康浩 奈々恵
青木慎一(タテヨコ企画) 長門香織(明日図鑑)
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コメント
足を運んでいただいて、どもどもです。
箱庭の相似のようとは、うまい言葉廻しと感心してしまいました。
先日、呑んてる席で失礼したのは、私の方で。
電車が無くなるため、はやばやと失礼してしまいました。
また、どこかでお会いしませう。
・・・散歩道楽さんの公演で会いそうですね。
投稿: ひちわ | 2005.05.22 20:51