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2005.04.01

【芝居】「白夜に着く船を待て」メトロポリスプロジェクト

2005.4.1 19:30

2002年から二人芝居300本を通して、一つの町を浮かび上がらせようとする、じんのひろあきさんのメトロポリスプロジェクトのvol.14(88話まで)。ずいぶん久しぶりで八ヶ月ぶり。一人の役者は(基本的には)一人のキャラクターを演じ続けるのがルールで。

83話こたつに並ぶ男二人、ぎこちない会話で見えるものが「ひなあられ」。84話スポーツバーでサッカー観戦する男女が応援していたのは「となりの人」。85話葬儀場で座って話す中学生と男、自分に引き寄せた話を「別れの準備」。86話、飲み屋でラフに話す二人、すぐやる課の坪井が引き受けてしまったこととは「大人の科学」。87話、ホラー映画を観る二人の子ども、でも本当の目的は「初恋の2(はつこいのじじょう)」。88話体育館で一泊するという小学校の行事での会話「体育館に泊まろう」。

小学生を演じる川島早貴さんの魅力炸裂。不思議な醒め具合と、繊細で脆い感覚が愛おしい(87, 88話)。「大人の科学」の荒唐無稽さと妙に美しいシーンのギャップが面白いのです。久しぶりのせいか、初登場キャラクタが多いからか、ちょっと堅さ感じる感あるのですが、後半に向けてぐんぐん面白くなるのは、やっぱ慣れが重要なのかなぁ。

メトロポリスプロジェクト Vol.14「白夜に着く船を待て」
2005.3.30 - 4.3 江古田 ストアハウス
作・演出 じんのひろあき
出演 坪井一広 塚本拓弥 保倉大朔 川島早貴 早乙女麗 永井正子 吉久直志(カプセル兵団)

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