【芝居】「そういえば忘れてた」projectサマカトポロジー
2005.3.27 18:00
ナンセンスな笑いと繊細な言葉が同居する不思議な手触りの芝居なのです。公演は終了。(新宿タイニイアリス)
病院の入院患者たち。企画されたお楽しみ会の準備をしたり、忘れ去られていたり。それぞれの家族たち、恋したり結婚に突っ走ったり。結婚ってものに対する想いがぽろりと出てくる二人の場面とか、やけに静かで繊細な場面があるかと思うと、離婚率100%の女が次の婚約者に熱を上げてるのに、向こうの家に行ったら両親と名乗って出てきたのは祖父母だった(ばれるちうねん)なんてベタな笑いのネタがあったりして、さまざまな断片を重ねる感じ。最近ありそで意外に少ないタイプ。
あたしの感じた、笑いと繊細は、劇団ホームページやタイニイアリスのインタビューによれば「ベタ寄りの不条理」と「とっても未練がましい台詞」なのだそう。東京後藤ひろひと劇団がもとになってるのだとか。
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