【芝居】「The Gyudoning War」ギリギリエリンギ
2005.2.13 19:00
立教大学の近く、35人ぐらい定員の小さな学生相手のレストランでの公演。3回目なのだそう。公演は終了。東京芸術劇場小ホールから地下鉄通路を伝って1a出口で丸井の横に出て、そのまま飲み屋街→西池袋公園をかすめて5分。ぎりぎり。50分、公演は終了。ケーキと飲み物付き。
牛丼が姿を消した2004年2月。牛肉をめぐって、牛丼を主食とする豊島国とハンバーガーを主食とするメリケン国の泥沼のような戦争、まあ、気楽で馬鹿馬鹿しい物語ではあります。
最初のガンダムの構図を物語の骨格とところどころの見せ場に。キャラクターにSPEEDやらスカイハイやらを借りて。はっきりいって荒唐無稽なのですが、見せ場見せ場はそれぞれの役者にあって、若い役者のテンションとあいまって、なかなか見せます。狭い会場と相まって、ものすごいテンション、しかもアニメの見せ場を拾ってくるような構図ですから作りやすいのだと思います。コントといえばコントになりかねない微妙なバランスなのですが、イキオイは確かに感じますので、これが芝居になっていくかは、もちょっと様子を見たいなとも思います。
終幕の牛丼かぶりつきとか、横綱が押しまくるシーンとか、テンションから発するばかばかしさが、ちょっとツボ。
チラシは文字ばかり、「約4分で読めます」ってやつで、しかもレイアウトや文字の大きさの配置が結構絶妙で、開演前の暇つぶし、ちょっと気になるチラシです。
富山聡子さんのかっこよさ、杉山未央さんの将校ゆえの力強さと間抜けさと、鈴木裕子さんの「軍萌え担当」って...、上歩祐己さんのクールでビューティ。
ギリギリエリンギ「The Gyudoning War In SENTONA」
2005.2.9 - 2.13 池袋・レストラン「セントポールの隣り」
出演 池田智哉 太田守信 ヲムカ咲子 上歩祐己(Jocker+) 荻野美香(すずらんプール) 杉山未央(少年社中) 鈴木裕子(theatre jeune) 富山聡子 林安由美(劇団活劇工房) 佐藤充晴(劇団ジアザーサイド)
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