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2005.02.20

【芝居】「SHAMAN-BOY」SUPER☆GRAPPLER

2005.2.20 17:00

女優、園山ことえさんのユニット3回目の公演。ミカドとか陰陽師とか鬼とかな感じの歴史伝奇は☆新感線なれど迫力と若さ、しかも貧乏臭くないのがすごい1h50。新宿スタジオ107での公演は終了。

歴史伝奇ものだけどたぶんあんまり考証はしてないしする気もないよう。あたしもそこにはあまり興味ないので、あっさり飛ばしてくれる方が有り難いのです。

ミカドの子を孕んでしまったために追われる身となった母親、子供を託して自らは死んでしまう。それから15年後、都に現れ害をもたらした幽霊はあの母親の深い怨念だった。

前半のかなりの部分は口調よく笑いが強いのですが、それでも少しずつ話を進め、芝居を固めます。後半はシリアスな話を一気に。少年が師を殺して乗り越え、母を殺すしか得ないという運命の深さ。や、泣きましたよ、あたしは。

役者全てにノリとコミカルとかっこよさ。奇跡的とすら思ってしまうのです。少年社中からの客演や踊り手などの融合も楽しい。たぶん、今回の公演はかなり好評だと思うのです。でも、この路線にまだ固まらないでほしいなと個人的には思うのです。

しかし、見た目に派手、前半大きく笑わせているのに、最後にかなり悲しい結末、というのはここの持ち味なのでしょう。あたしは好きです。続けて観ていきたいと思うのです。

SUPER☆GRAPPLER「SHAMAN-BOY」
2005.2.18 - 2.20 新宿 SPACE107
脚本・演出 園山琴絵
出演 MC羊吾 渡邉哲 平川道子 池内直樹 原田明希子 園山ことえ
三井俊明(アコースティック・アライブ) 堀池直毅(少年社中) 千田剛士(シアターキューブリック) 江実なつこ(桃色 バンビ) 鈴木俊哉(“Mille”in depth) 田村淳子 松本誠 宮本崇弘
根本貴 船津久美子
森川次朗 矢島一憲

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コメント

ミカドさんのドロップキックと、後鬼さんの腕ひしぎ。
さぁ、受けるとしたら、どっち?(汗)

やってほしいよ、一度でいいから。腕ひしぎ。

投稿: おくむら | 2005.02.21 13:47

おくむらさん、コメントありがとございます。

そりゃね、腕ひしぎですがね、とーぜんですが。(^^;;)

投稿: かわひ_ | 2005.02.22 22:36

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