【映画】「スーパーサイズ・ミー」

2005.1.20 20:20

マクドナルドの食事だけで３０日過ごしたらどうなるか、つう映画。もう、楽しみで、楽しみで待っていたくせに、川崎の上映は今週末までとのことになるまで放置プレーなあたし。あわてて行きました。晩ご飯食べたくせに、ビールとポップコーンを抱えて。映画の趣旨を完全に無視した感じで。

もう、内容は公式ページに載ってるそのまま。まわりから止められながらも３０日も完走して。日本で試している方にも記載があるとおりなのですが、一日5000キロカロリーとか、体壊すのを目的にしたようなルールでやっているというきらいはあります。ただ、無自覚に食べてしまう、という状況を加速試験してる、という意味では意味があるんだろうなぁ。

マクドナルドを相手にやってはいますが、キーとなるメッセージは最後のことばじゃないかと。「スーパーサイズ(を選ぶの)は、やめないか」。つまり何やってるか、自覚していこう、選び取るのは自分自身だ、企業は基本的に利潤を追求する物だから、そこに何かを求めるのは間違いなんじゃないか、ということなのだなぁと。そのために必要な情報は、きちんと挟まっているし。何でもかんでも訴えちゃいかんよ。

アメリカ流のヒステリック(監督の同居人のベジタリアン加減も反対の意味でヒステリックだ)なものだと断じてしまうのは簡単だけどちょっと違う気がしています。実に上質に作られたドキュメンタリーだと、あたしはおもうのですが。少なくとも華氏９１１の手抜きぶり(主張はともかく)に比べたらねぇ。いや、両方とも好きは好きなんだけど。