【芝居】「恋愛における7つの症例」国民デパリ+リュカ.
2005.1.13 19:00
佐吉演劇祭のあと最初、劇場としてはは2005最初に初日を迎える企画公演。休憩10分込み3時間全体はは正直少し長いのですが、5本の芝居のどれかに、恋愛に関する気持ちが引っかかる構成は作戦勝ち。17日夜まで王子小劇場。
さて、見た方は、どれが引っかかったかなあ、と思うのです。
あたしはですね、(なんかスゲー恥ずいな←劇中の言葉)2本目の風呂で二人、最中に喋るのは初めて、とか。自分がそうってんではなくて、オトコの方がオンナノコよりも他の同性はどうしてるかは知らない、という視点に膝を打つのです。
rougeの演出、数字の意味は最後に明かされます。最後のパネルを見逃したら惜しすぎる。 岡村靖幸が凄いのは、薄々気付いてます(本人無しなのに、ロフトプラスワンで何度もイベントやっちゃうぐらい熱狂してるし)彼のすごさに触れてみたいな、とも。
bleuの無機質感には、こいけけいこさん、ぴったり。声オクターブ低めの声は新しい発見。
blancの空気の醸し出し。話としては正直ありがちなのです。それでも、夫のたまにおどけながらも真っ正直な気持ち、その声。妻の高めの声、白い顔。
こんなに思ってるのに、触れない気持ち、触るまでの気持ち、触れなくなる気持ち、色々取り揃えています。 前半に過激気味なのがある配列にはびっくりしますが。
岡村泰幸がどんなに凄いかを語るオトコ「君に~」。ソープランドを舞台にした純で素直でエッチな恋愛物語「いたいみたい~」。2組と一人の男女が緩やかに交差する「rouge」。謎の難病にかかってしまった女と男二人の物語「bleu」。帰宅した男を迎えた妻は[blanc]。
国民デパリ+リュカ.「恋愛における7つの症例 」
2005.1.14 - 1.17 王子小劇場
[キミに岡村靖幸がどんなにすごいかこっそり教えてあげる]
作・演出 遠山浩司 出演 森下亮(クロムモリブデン)
[いたいみたい したいみたい]
作・演出 遠山浩司 出演 森下亮 板倉チヒロ 金沢涼恵(クロムモリブデン) 奥田ワレタ 伯美乃里
[rouge]
作 渡邊一功(リュカ.) 演出 遠山浩司(国民デパリ)
出演 五十嵐操 田邉恵弥 倉田大輔 折尾陽児(キューブユナイテッドワークス) 山崎由貴(マグネシウムリボン)
[bleu]
作・演出 渡邊一功(リュカ.)
出演 宇和川士朗 池田ヒロユキ 増戸香織 こいけけいこ
[blanc]
作・演出 渡邊一功(リュカ.)
出演 中田顕史郎 境宏子
| 固定リンク
「演劇・芝居」カテゴリの記事
- 【芝居】「ハッピーターン」劇団チリ(2024.09.29)
- 【芝居】「昼だけど前夜祭」劇団チリ(2024.09.16)
- 【芝居】「朝日のような夕日をつれて 2024」サードステージ(2024.09.08)
- 【芝居】「雑種 小夜の月」あやめ十八番(2024.09.01)
- 【芝居】「ミセスフィクションズのファッションウイーク」Mrs.fictions(2024.08.30)
コメント