【芝居】「十月の髭/シンコペーテッド・クロック」東京Ne+ws
2004.10.23 19:00
ビルの屋上を舞台にした、男たち女たち、「すんでいる人」のちょっとファンタジー。25日まで下北沢OFF OFFシアター
全体に恋愛っぽさ充満の話。男とその妻、女とを軸に話が進みます。女二人のシーンが好き。互いに相手が何者か、自分にとってのどんな立場かをわかっているのに、そこに触れないで表面を取り繕うかのシーン。微妙な緊張感が(というより、それを外側から眺めるのが..悪趣味だ)、あたしゃ大好きです。
「すんでいる人」と妻二人のシーンで終わる、というのがよくある方法とだと思うのだけど、さらにシーンが続くのは、蛇足な印象。
男たちはシンプルなキャラクターで描かれていますが、よく考えれば、ほとんどみんなが騎士(ナイト)のように一人の女性を守る構図。あり得ないっていえばそのとおりなのだけど、そんなところもファンタジーなのです。
ここ数週間、下北沢駅前のペルモビルにはシートがかかって大幅な改装中。外装をはがしたり、正面階段をはずしたりのかなり本格的なリニューアル。入り口も普段のところとは違う、ビルの横から入るようになっています。
東京Ne+ws「十月の髭/シンコペーテッド・クロック」
2004.10.20 - 10.25 下北沢 OFF OFFシアター
作・演出 ハナヲ
出演 安東桂吾(マォーティーズインディアン) 川原万季(散歩道楽) 杉谷順也(劇団空とぶ100マイル) 片岡秀一郎 前田直輝 坪井康浩 奈々恵 いしいせつこ(散歩道楽) 佐藤洋行(明日図鑑)
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