【芝居】「たびだち」演劇弁当猫ニャー
2004.9.20 14:00
10年の活動に終止符を打つ猫ニャーの最終公演。劇中では何度も言及しつつも、ことさら味を変えることなく、淡々と、しかし猫ニャーらしい一本です。
遊園地のない星から遊園地の調査にやってきた子供の宇宙人と、潰れかけの遊園地を持ってる家の少年。その心暖まるはなし、なんてことになりかけても、それですむわけもなく。 池谷のぶえさんの破壊力は相変わらずで突出しています。逆にそれに対抗できるレベルの役者が今は他に居ないのが結果としては彼らの弱点だったとも思うのです。ことさら下品に走ろうとするのも、「演劇弁当」後期らしさ。
持ち味である壮大な無駄にしても、役者がともかく一曲歌い続けるというあたりに、なぜか気持ちがシンクロしないあたしがいます。やってることは前と変わらないのだろうけど、
最終公演でアンケートを取っても何のことやら、というのを逆手にとって、記入済みのアンケートを配布。しかも回収。暑い会場を逆手に取って、箸で作られた小学生の工作のような団扇、これも回収。最終公演記念のパンフレットも、上質紙にコピー、前ページ袋とじ。体裁はまるで文集のようですが、全公演の記録、意外にないものなので貴重なのです。
猫ニャーらしさというのは、壮大な無駄と、意外性だなぁと思っていたのですが、当初のメンバーがほとんど入れ替わり、そのうえで観客をびっくりさせ続けるのはやはり相当に大変だったこと、観客は浮気性なものですしね。ともかく、あるポジションを作ったのは間違いないわけで、それを見ることができたのは幸せだなぁと思うのです。
演劇弁当猫ニャー10周年記念公演「たびだち」
2004.9.17 - 9.21 ウエストエンドスタジオ
作・演出 ブルースカイ
出演 池谷のぶえ 立本恭子 乙井順 細川洋平 小澤敏彦 荒井タカシ 久保貫太郎 高木康寿 藻田るりこ ブルースカイ
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