【芝居】「寝覚町の旦那のオモチャ」tsumazuki no ishi
2004.8.22 13:00
世間の評価は高いのに、なぜか水が合わないって芝居があります。まあ芝居だけぢゃないんだろうけど。tsumazuki no ishiや少年王者舘ってあたしにとってはそういう分類の劇団です。巧いしよくできてると思うけど、なかなか厳しいことが多いのです。
本作、確かにわかりやすいかも知れないけどやはり中盤の記憶が(^_^;) 広がる枝葉が追えなくなっちゃうつうか。でもそれは、アタシの側の問題かなあと思ったりもします。
模型店、小学生の死、それを取り巻く謎解き、ってのは最後にごくあっさりとあるのです。これが話の骨子だと信じてるのですが、きっと語りたいこと、表現したいことはそこにはないのだと思うのです。例えば最初のシーンのバドミントンのところで見られる繰り返し(やっと慣れた)、中盤のマイク..でも、これも骨子じゃないしなぁ。何を見て、何を面白いと感じるか、もしかしたら、とっても面白いことを面白いと感じてないんじゃないか、勿体ないことをしてるんじゃないかと、貧乏性のアタシは思うのですが...どうでしょ。
tumazuki no ishi「寝覚町の旦那のオモチャ」
2004.8.18 - 8.22 ザ・スズナリ
作 スエヒロケイスケ 演出 寺十吾
出演 宇鉄菊三 松原正隆 鈴木雄一郎 松嶋亮太(ザズウ) 日暮玩具 寺十吾 岡野正一 蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期) 太田晶子 猫田直 高橋由希 竹下カオリ 伊藤留奈(高岡事務所) サエミマユコ
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