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2004.08.29

【パフォーマンス】「CABAROTICA」キュピキュピグランド歌謡ショー

2004 8 29 19:00

@スパイラル。京都生まれらしいアートユニットのライブ。歌謡ショーと銘打ち。

個々にはどっかでみたことあるなあ感はあります、ピチカートのスタイリッシュ、米米のダンサブルでパワフル(見たことないけど)、微妙なMC。 が、くみあわさって出来たものは気楽に楽しめる歌謡ショー。いや、ホントに。 5000円なら、まああり。昭和歌謡の中身はメケメケ、お祭りサンバ、天城越え(!)。少し踊れて楽しいのは缶ビール二本空けちゃったからばかりでもなく。

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【芝居】「ラジオドッグ」エビス堂大交響楽団

2004.8.29 15:00

わりと荒唐無稽なものがたり。中学生の主人公達が盗聴と電波を操りながらの大冒険譚。ネットワークではなく、電波を直接あやつる、というあたりに少々時代を感じずにはいられない再演。ノスタルジーは別にしても、この不便さが逆にいいなぁとも思います。数々の考証の無茶はありますが、気にならないのです。

面白いと思うのです。幾重にも時間を重ねたりして、物語の厚みをつけようとしてるのに、結局は三人だけの話になってしまった気がするのです。この役者たちが圧倒的に目を引く、というのもあると思うのですが。どこか生きてなくて平板な印象で、飽きる感じでもったいないのです。

かなり無茶な設定も、強引に物語ってしまうだけの気持ち良さがあります。体使いまくりなのもピスタチオの片鱗のようでマル。 主役な三人は子供をらしい語り口にしないのが好感だが半面、大人との差がみえずらいのが惜しい。脇を固める阿川さんの存在感が圧倒的で巧いのです。

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【芝居】「男性の好きなスポーツ」ナイロン100℃

2004.8.28 19:00

男性の好きなスポーツ=セックスを巡る、いろんな話。たしかに女優奮闘、色っぽくて素敵、エッチな感じが満載。その意味で満足ではあるのだけど、一方で、スカスカでケラさんらしくないなあとも思います。愛だの想いだのを除いた、「性欲」だけで話を作ろうとした勇気だと思うのです。おかげで、どこか表面的で、感動って感じとは少しちがっているのです。

でも、オトコノコのセックス観なんてこんな、深さなんてのとは無縁なもの感じというのも確かにそうかもしれません。

京・長谷川の悪人っぷりはたいしたもので、まったく感情移入できないのです。気持ちいいぐらいに。まあ、自分にそんな部分がみじんもないと言えば嘘ですが。小沢真珠さんの役は紙一重。遊気舎の乳毛房江にプロトタイプがある気もしますが、まあそんなことはどうでもよく。主力級の役者少なめ、中堅の役者や客演陣が支える舞台なのです。

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2004.08.28

【芝居】「プリーズ・ベイビー・ドーント・クライ」御曹司ニャンコフ

2004.8.28 14:30

初見。話は正直、破綻どころか何一つ作れちゃいないのです。今まではそんなことなかったとのことなので、多分相当に苦労したんじゃないかとはおもいます。というより、どういう出発点でかきはじめたんだろう、って知りたくなってしまいます。

小学校の生徒会(児童会だよな)の子供たち、色気づいたり、いじめられっ子だったり。その点描を積みかさねながら、でも、そこで止まっています。 作演を兼ねる神前るい子さんに雰囲気があります。客演陣が出色で色気過剰な宮本彩音、細川由香里(ホントに元首相の娘?)など女優の宝庫。

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週末

土曜昼は、上智小劇場。そういえば大学生の頃行った初めて彼女(当時)と行った芝居が(以下54行削除)夜は、ナイロンの予定、男性の好きなスポーツを、何をどう間違えたか、おやじ二人で。(T T)。それもまたよしっ。

日曜はなーんにも決まって無いのです。芝居、何やってるかさえ、まだチェックしてません。

細かいことがいろいろあった一週間、なんとかまとまったはず。...なのだけど、来週末を無事に超えられるか、そして来週こそ、先の仕事の方向を確定させられるか。どきどき←んなこと言ってる場合じゃありません

@nifty-アッカの情報流出。先日ADSLは解約したのだけど、ぎりぎりアウト(T T)です。でも、今さら、niftyのアドレスを変えるわけにはいきません。初めての(パソコン)通信のIDだし、今でも愛着あるし、いまさら新しいIDなんて覚えられないし(それかい)

今日金曜日は早く帰宅、駅前に新しくできたラーメン屋で晩ご飯、ラーメンを本気でやってる店ができたのは単純に嬉しい。夜遅くまでやってくれないかなぁ。HDDレコーダーの中身のチェックして、ふと変えたらBS-hiで「新撰組!」はじめて最初から最後まで観た。ああ、堺くんだなぁ、酔っぱらってるから菜の花、その後にすべてを知ってる彼女でがーがー泣くし。(←新撰組の話はキャラメルボックスに出てくるところ以外は何にも知りません)
そのままテレビをつけてると、オリンピックのハイライト。結局まじめに観てる競技はひとつもなく、ニュースさえもまじめに見てません。(駄目ですか) この2日ほど、それでも空気として感じるのは、もしかして、日本人、オリンピック史上最高の金メダル以降、飽きてませんか、オリンピック。(んなこと、ないはずだけど)

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2004.08.26

【映画】「華氏911」

2004.8.25 21:25@川崎cinetitta

もうすぐ終わってしまいそうで、しかも日本と英国だけで有名な「サンダーバード」、続編を作ってもらうためには見なきゃなぁと思いながら、ついついこっちに。

言わずと知れた、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー。内容の深刻さのわりに軽快な語り口だった『ボーリング・フォー・コロンバイン」に比べると、いわゆる突撃取材がほとんどなくて、全編を通して、ブッシュへの怒りが、静かに、しかし確実に語られていきます。どうやって大統領になったか、から始まって、オイルマネーへの癒着、その結果失われたのは、という流れ。

笑いを生むようなところはほとんどないのに、どんどん引き込まれるのです。ものがたり(じゃないけど)の運びが巧いのです。もちろん、ここで語られていることは真実なんだろうけど、すべてを語っているとは限らないのです。大幅にバイアスがかかっているのは間違いないけど、これもアメリカの姿だし、これが作られるというのは、救いなのかなぁと思ったりもします。

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2004.08.24

「うすい」

最近、気になる言葉があります。決定的だったのは、「朗読の夜」の「飯を薄く炊く」という言葉。あまりに印象的でほかにどう言うかが思い浮かばないぐらいです。ほかには「(音楽を)薄くかける」という表現。音を絞って小さな音で聴く、といことなのですが、これもどこか印象的。

さらに最近思うのは、あたしゃ、なんか「薄く」なってないか。■感情の起伏が平坦で、まえほど大笑いしたり大泣きしたりしなくなった気がする。ドラマやら芝居やら見て泣いたりはするのだけど、これはある一定のパターンであればいつでも泣いてる気がするのです。感情が「薄く」なってないかしらん。■やらなきゃいけないこと、に対しても気持ちが薄くなってる気がするんだよなぁ。仕事だったり、家事だったり。■最近のことに限らない気もするのだけど。人と密接にかかわってると、明るいまま話せるようにならなくなってきて(なんかダウナー感じというか)、相手もそうなってきて、それが息苦しくて、関係を薄くしたいと思い始めたり。

なんか深刻な話になってきたな。それほどのことぢゃないんだけど、常に前向きに進める人って、それが虚勢だろうとなんだろうと、すごいなぁと思うのです。....なんて、愚痴みたいなことを書いてちゃいけませんな。オオヤケに。

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2004.08.23

【芝居】「朗読の夜~女の夜」プログラムA KAKUTA

2004.8.22 19:00

朗読の夜、もう一つも同じ川上弘美の作品から。先日のBプロに比べると、物語がくっきりしているというか、 ちょっと突拍子もないものばかり3本。あたしが川上作品に求めるものとは、たぶん少し違う、「怖さ」や「異質さ」が勝っているという印象なのです。

階上の男が珍しいものを手に入れて、でも、それは生活を破壊してしまいそうなもので「離さない」。熊と女性の最初のピクニック、信じられる「神様」。Bプロと共通の「おめでとう」。

「離さない」は、いわゆる「はまってしまって抜けられない」状態の話。でも、それを男と女の関係ではなく、もう一人を登場させたのが新鮮な感覚。抜けられないときに、そこから救い出してくれる人が居たらなぁと思ったりするのは、なにもこんな特殊な状況に限らず。まさか3人目を出してくるとは思わないので演出にちょっとびっくり。あるいは階上の男の台詞を出演者でない二人に割り振るなど、ちょっと印象が他のものと違います。

「神様」はBプロの「草上の昼食」に繋がる、前のはなし。出逢ったときに感じる、どこまでも限りなくいけそうな豊かな気持ちを広げたまま終わる話なのだけど、あたし的にはBプロを先に見てしまった不幸、少し泣きます。

どちらを取るかといわれれば、川上作品に求めちゃうところ、という意味でBプロの方がより近い感じはします。やっぱり「川」かなぁ。とはいいながら六本の話、どれも引き込まれたのです。それは作品の力はもちろん大きく、でも役者がその世界をちゃんと体現しているのだなぁとも思うのです。

涼しくなった日曜。木曜のときよりはだいぶん快適に観られました。もちろん、天候の差だけではなくて、スタッフの努力が実ったのではないかと思います。たとえば窓を閉める演出をあけたままに変えたり(多分相当の葛藤があったはず)、あるいは連日、機材を調節したり。前回の花やしきといい、相当無茶なことをやらかしてるのだけど、それをひとつひとつ解決していく、というのは、どんなに彼らが大きくなったとしても、きっと力になっていると思います。

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2004.08.22

携帯を買い換える

カシオのやつは結構気に入ってたのですが、ソニー・エリクソンのW21Sの評判がいいのと、パケ代定額にしてみたくて。 やっぱジョグダイアルだよなあ、と思います。熟成の度を進めてて、こういう着実な改良が一番必要なんだよなあと思ったり。 予想外にいいのが、ナビ機能で、これうまく使って散歩の記録残したり、まさに散歩の友。

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【芝居】「寝覚町の旦那のオモチャ」tsumazuki no ishi

2004.8.22 13:00

世間の評価は高いのに、なぜか水が合わないって芝居があります。まあ芝居だけぢゃないんだろうけど。tsumazuki no ishiや少年王者舘ってあたしにとってはそういう分類の劇団です。巧いしよくできてると思うけど、なかなか厳しいことが多いのです。

本作、確かにわかりやすいかも知れないけどやはり中盤の記憶が(^_^;) 広がる枝葉が追えなくなっちゃうつうか。でもそれは、アタシの側の問題かなあと思ったりもします。

模型店、小学生の死、それを取り巻く謎解き、ってのは最後にごくあっさりとあるのです。これが話の骨子だと信じてるのですが、きっと語りたいこと、表現したいことはそこにはないのだと思うのです。例えば最初のシーンのバドミントンのところで見られる繰り返し(やっと慣れた)、中盤のマイク..でも、これも骨子じゃないしなぁ。何を見て、何を面白いと感じるか、もしかしたら、とっても面白いことを面白いと感じてないんじゃないか、勿体ないことをしてるんじゃないかと、貧乏性のアタシは思うのですが...どうでしょ。

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【芝居】「恋衣」Mad Tea Party

2004.8.21 19:00

これから旗揚げのMad Tea Timeが我慢できなくて(?)十代最後の公演。着物のデザインでは高名な男の家、彼のことがが好きな女二人が、待ち続け、はやる恋心。同い年二人が仲良くなって...というような話。 まるでコスプレ、夏祭りといえばそう。変幻自在で楽しい。終幕あとのイベントもぜひ。(なんせ、あんまりソワソワしないで、ですぜ。)

なぜ、ここまで「サカる」のかなぁと思ったりもします。ストイックな方向ではなくて、むしろ色気や恋心過剰に描くことで、そのなかの純粋な「ほしい」と思う気持ちを見せようとしている、と思わないこともありません。もっとも あたしに比べりゃ半分近い年齢の人々、客席だってそんな感じ。若い女優のこういう芝居は嫌いじゃないし(^^;)。 実は結構面白いのじゃないかと思ったりもします。

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2004.08.21

【芝居】「おまえがそれを愛と言うなら」渕野尚P

2004.8.21 15:00

元立身出世劇場メンバーが数多く出演。二本の一人芝居と一本の二人芝居。女優奮闘な一人芝居は見目麗しいけども、演出意図はわかりにくい。劇団webには解説もされていて、ほんとは先に見た方がいいのかもしれない。二人芝居は交換する手紙だけで語られるのはどっかで観た気もしますが、こっちは男二人、熱く語られる芝居なのです。でも、いまひとつ、入り込めなかったかなと思ったりもします。

や、そりゃああた、チラシの女優の写真に釣られて...ということを言うヒト多し。ええそのとおりですとも。

劇団ホームページから、台本がダウンロードできるのだとか。いい試みだと思います。

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世間はオリンピック

なのですが、まあ、ニュース程度では見るものの、熱心に観戦して喜んだり、がっかりしたりってこと、しないなぁ。いまどきそんなじゃ、やっぱ非国民ですか。なんか街のみんなも元気になってるなぁと思ったりするし、それはいいことなのだけど。

呑み会を続けて。木曜よるは芝居がはねたあと。文体にやられてしまったあたし、いかにもあたしが好きそうだ、と言われるのはともかく、あの中に居そうだと言われるのはちょっと違う。あたしゃあんなに優しく、包み込むようなオトコじゃありませんて。どっちかっていうと、駄目だったり酷かったりするばっかりだ。

金曜夜は、久しぶりの友人たちと。世間の判断基準が形容詞(素敵なとか、カッコイイとか)ではなくて、名詞になってる、という話に頷く。ここにも設置してますが、検索エンジンから飛んでくるキーワードのアクセス履歴を見ていると、そうそう、って感じです。

毎日何か起きていた一週間。週末は休むけどまた来週、いく波乱あることやら。KAKUTAは日曜夜。予定になかったけど、Mad Tea Party@リバティ。tumazuki no ishi@スズナリ、なぜか女優の容姿が気になってしかたがない淵野尚P@タイニイアリスなどの競合が。ええい、マグネシウムもキャリーもク・ナウカも全部切ってしまいますか。(ありがとうございます。先に見て感想教えてくれたひと。)

明日は久しぶりのジム。ボディパンプ45はやるとして、そのあとのエアロを入れるかどうか。日曜日朝のライトジョグのインスト、体壊して一ヶ月。ほんとに彼女のエアロの楽しさがまた経験したいなぁ。やめちゃうのかなぁ。

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2004.08.19

【芝居】「朗読の夜~女の夜」プログラムB KAKUTA

2004.8.19 19:00

ku:nelという雑誌があって、これを近所のカフェで週末借りてご飯食べながら読むのが大好きなのです。エッセイとも小説ともつかない文章があって、それを書いているのが川上弘美さん、なのです。本こそ買ったことなかったけど、好きな文体なのです。

不思議な空気を描くのが、彼女の文章なのだとおもいます。つまり、芝居に乗りにくいト書きの部分こそ真骨頂だから朗読というスタイルをとるのは大正解で、そこから芝居との折り合いをつけようとしてます。 ほんの少し息を飲むようなキュン。でも、それは決して日常や生活、というのとは違う。近所の散歩かもしれないし、友達が遊びにくるときかもしれない、ピクニック、近所の公園。それは日常かもしれないけど、決して生きていくために必須な物ではなくて、でもないと、どうかなってしまうシーン。そんな空気が、気持ちいいのです。

あらら、本買ってしまいましたよ。芝居としての力なのか、読本の持つテキストの圧倒的な力なのか。

前売り完売、当日はキャンセル待ちのみ。実は上演中、地上や建物の中では、いかに空気を動かすか、外を流れる空気を、板をもって地下に取り入れようとしている涙ぐましいスタッフの努力、らしいです。でも、場内は半端じゃなく暑いですが、ぜひ。

以下ネタばれ

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2004.08.18

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先週末からのハマり気味が、まだ続いています。問題は起きないはずの小変更なのに、変更してないところからあれこれ綻ぶ。うーむ。でも、なぜかチームが巧くまわってるのは、あたしじゃなくて、みんなががんばってくれるから。こんなにいいチームなのに、このまえのあの荒れ具合は、心を亡くさせてのだなぁ。(「忙」ってね)

明日も5時起きかなぁ。晩ご飯食べ損なって、家に帰ってきてから、朝作り損なったみそ汁。そうだそうだ、貰い物のレトルトカレー(大磯プリンスホテルのチキンカレーってかいてある)あったな、ごそごそ。賞味期限、ぎりぎりセーフ。自分では買わないタイプの、上品な甘みのあるカレー。疲れ気味には、ちょっと優しい。....なんてことを23時30ぐらいにやっちゃ、いけませんな。先週はジムも行ってないし、怖いなぁ

週末は行けるかなぁ。KAKUTA(2コマ)。あとお誘いいただいてる「御曹子ニャンコフ」、ク・ナウカの若手、マグネシウムリボン、笑い屋キャリー。すでに足りない。おまけに、笑い屋〜の感想、ネタバレで読んじゃったよ...自業自得ですが。

気がついたら、カウンタ回りまくり。そろそろ1万アクセス..をを。ありがとございます>来てくれる方  キリ番商品、とかありませんが、記念にコメントでも。

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2004.08.15

【芝居】「ブラックフラッグブルース」キャラメルボックス

2004.8.14 19:00 (ヴィーナスキャスト)
2004.8.15 14:00 (マーズキャスト)

他劇団とのコラボ、「アナザーフェイス」で発砲B-ZINの客演を迎えて初演(1997.9 聖蹟桜ヶ丘アウラホール)されたSFの再演。気楽に楽しめるようなコメディ仕立て。なんせキャストのずっこけまくり。単純に夏祭りのようで楽しい一本なのです。東京はまもなく楽日ですが、福岡・大阪はまだわりとチケットがあるという話もありますので、ぜひ。

もう、理屈じゃなくて、楽しむのが吉だと思うのです。キャラメルのキャラクターになじんでいるヒトも、そうでないヒトも、それぞれに楽しめる一本なのです。

脇を固めるキャストを初演から受け継ぐ[ヴィーナス]と、役者の持ち役を大胆にシャッフルした若手指向の[マーズ]。二つのキャスト構成。やはりヴィーナスの方が安定している感はあります。マリナを演じたのは初演では大森美紀子でした。母親、の役ですから小川江利子というのは意外な感もありますが、よりコミカルでかわいらしい。ここ数本のはじけ具合で、味の出て来た大内、若さで突っ走る實川とあわせ、いい感じです。対するマーズでは、岡田さつき、岡田達也の圧倒的な安定感、砂記すらも岡内で安定を感じます。一方で、カッコイイ悪役を前田、コミカルなアラシを温井というのは世代の交代を予感させる面白さがあります。

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2004.08.14

【芝居】「春の修羅」砂喰社

2004.8.14 15:00

女優4人、作演も女。子供できない専業主婦の内心のぐだぐだあれこれ。きっと本人は真面目に悩んでいるのだと思います。女性のぐだぐだ、という話はわりと好きなアタシではあります。

かぐや姫、雪女、八百屋お七を引きながら、結婚して子供の出来ない女性の悩みは、今に限らず女性たちを縛って来たのだと、ホンは進みます。子供さえできれば幸せなのかという疑問や、引用の仕方が恣意的な感じはしますし、いまどきそこまでステロタイプに厳しいことは無いと信じたいのですが、でも、彼女にとっては、そこまで追いつめられているのだろうし、やっぱりどこかで気持ちとして縛られているのだろうとも。

たしかにひとつのことにとらわれてしまって頭がいっぱいになるってのは多々あります。が、芝居として見るにはモチーフがひとつで延々、というのは観客にとっては厳しいのも事実だと思うのです。

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週末

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平穏な週末になるはずだったのです。

そのいち。気がついたら、今週相談して、ここから一年どうしていくかを決めなきゃいけないのに、何も決まってないどころか、相談すらしてない。

そのに。こっそり職場からかけてた、「鈍獣」全日当日券予約(←やっぱおかしいぢゃん)、規制かかりまくり、36分であえなく敗退

そのさん、夕方からの会議で、残っている問題点の確認。今日の14時になってから見つかるなよぉ。若者たちに、解析のために週末出勤してもらう。すまん....

そのよん。「webやぎの目ナイト@ロフトプラスワン」の発売日をすっかり忘れてた、そのうえ、まだ前売りを持ってない。入れるかなぁ当日でも。

そのご。ジム、明日休みなのに、0時すぎてから、枝豆ゆでて、ウィスキー早くも4杯め。

芝居的には、わりと小休止した感のある週末。仕事場行った方がいいいかなぁ。行くならば→「BFB(キャラメル)」@サンシャイン、「鈍獣」@PARCO(取れないし)、こまつ座@サザン?、ピースリーディング@サザン(実はイデオロギー。賛同するところも多々。)、宇宙レコード(一度の見てない...よね>おれ)、webやぎの目イベント「年越しナイト」真夏に、厚着して、ゆく年来る年(の録画)を見る企画。

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2004.08.13

夏休みだね。

世間は夏休み。帰りの電車がびっくりするぐらい空いているんでびっくり。会社もヒトが少なくて。今日まで出社して、というヒトも多いですから、明日は、ほんとに少ないんだろうなぁ。会社には盆休みがありませんから、別に休日出勤というわけではありませんが。

アクセス解析も、数が減ってるのと、会社かららしいアクセスが減ってます。そうだよなぁ。

そういえば、女性が書いてるサイトが軒並み恋愛だったり、Hの話だったりしてるってのは、やっぱアンアンのせいですか。ああ、盆休みだなぁ。

タイプ別性格診断を見つけて、試します。

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2004.08.09

結局ダウン

しちゃうんじゃ、何のための週末やら。休めよ>あたし。調子がどうにも悪くて、会社を休み。冷房を入れないで一日家で寝て過ごしました。復活。しかし、冷房にめっきり弱くなったなぁ。どうしちゃったんだろう。月曜夜、もし健康ならばジムのボディパンプ行きたいところですが、無理はやめましょ。

朝ご飯だけは作りました。ゴーヤー、結構大丈夫。苦みが気になる人は、ゆでた方がいいんだろうなぁ。チャンプルーでも作っちゃえと思わなくもなかったけど、気力足りず、近所に出かけて。スーパーの横にある蕎麦屋はじめて入ったけど、なんか盛りだくさんな昼定食。夜はいつもの店にいきましょうか。呑めないけど。

世間は盆休みらしい感じ。子供を連れてどこかにでかけるらしい声が、部屋の中からでも聞こえます。(アタシの部屋の前を通らないと、駐車場に行けないから、こういうのはよく聞こえる。明日は会社行かなきゃね。(呑み会がある...←そのためじゃないけど) あ、資料、まったくできてない....(泣)

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2004.08.08

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結局5本まわしの週末。青島レコードをもっと早く体力の残っているところに持って来て、イキオイのある芝居を日曜夜にもっていけばよかったかなぁ、つうか、日曜夜とか日曜全日とか休観日にすればよかったかなぁとも思ったり。明日から一週間、仕事だなぁ、世間は夏休みかなぁ。資料いくつか作らなきゃなのだけど、まだ陰も形も。

自炊っていっても、結局平日の朝のみそ汁だけになってます。一人暮らし始めたころは土曜の午前中にあれこれ試したりしてたのだけど、今じゃジムの枠なので中華鍋も泣いてます。で、何も考えずに生協の宅配で買ってしまった食材、「ゴーヤー」。わたとりは思ったほど面倒じゃなかったけど、これみそ汁に入れたらどうなるのかなぁ。明日のお楽しみに。切って下ごしらえだけして冷蔵庫に放り込んでおきます。煮干しも水に入れて冷蔵庫。こうしておかないと、朝、気力がなくて諦めちゃうのね、作るの。朝は煮立てて、野菜いれて、味噌といて、おしまい。

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【芝居】「SLAPHAPPY」青島レコード

2004.8.8 18:00

雨が降り続ける街、世界を描き続ける作家がたった一人だけ許される世界。休暇を取るために知らずそんな世界にやって来た作家の物語。青島レコード初の再演らしいのですが、初演では雨の降り続く世界の中だけで語られていた物語の外側に、作家の日常の物語をもう一皮作って、より作家の立場の物語であることを明確にしています。

....が、すみません..週末5本はちょっと厳しかった。直前に夕食を食べたのも手伝って、記憶が曖昧な状態でした。これ、昼と夜の順序が逆だったら、大丈夫だったと思うのだけどなぁ..ま、そういうこともあるということで

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【芝居】「虚飾の町に別れのキスを」MOP

2004.8.8 14:00

12日まで紀伊國屋ホール。

黒いハンカチ〜の海外版への焼き直し。手を入れたいだろう誘惑を抑えて、ホントに焼き直し。おかげで完成度は高く見やすいのです。

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2004.08.07

散歩。

小竹向原から中板橋、雨の合間をぬって歩いたら30分ぐらい。こっちの方は土地勘がないから、全てが目新しく、楽しい。迷っても、GPSケータイが、今居る場所は教えてくれるので安心。昔、行き先を決めずに歩いて迷ってとんでもないことになったのに比べたら、技術ってすごいなあ。

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【芝居】「Lies」Saladball

2004.8.7 19:30

60分5本の短編集。コントのような、芝居の断片のような。8日まで中板橋、新生館スタジオ。

チラシもシアガもあてにならなくて、友達というよりは師匠からの情報。持つべきは。

ロートーンな会話、少しずつずれていって、気がついたらとんでもなく遠くに来てしまっているコントのような2,3,4本目は大爆笑ではないけど、面白いのです。 カラオケボックスで金がなくてあれこれを考えずにやってたらとんでもない犯罪になってる「カラオケ」、死刑執行の五つのボタンを押すはずの五人がそろわなくて、なぜか二人で「ボタン」、病院の検査室迷い込んで来た関係ない人とある人のあれこれ「病院」。

1本目と5本目は同じ流れの話。ルームシェアしてる男女4人、今日の当番をさぼってるノガミって...「Lie」「Lies」。少しほかとは色が違っていて、いわゆる静かな芝居の中盤と終幕だけを「印象」で切り出した感じがします。

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【芝居】「三人姉妹」あなざ事情団

2004.8.7 16:00

あなざーわーくすの演出、山の手事情社と青年団の役者によるユニット。わずか二人による三人姉妹。8日まで小竹向原、アトリエ春風舎。

わずか四畳半ほどの舞台を囲む客席、客いじりフンダン。遠くからの俯瞰席もあるにはありますが、ぜひとも前列をゲットすべし。

あなざーわーくすはわりと客をいじることで知られていますから、そういうベースではあるのですが、もとの物語からの、部分ぶぶんを抜き出しているのは、むしろ山の手の「印象」の作り方に近いかもしれません。紙芝居仕立ての導入とあわせて、笑いも多い、というよりは大爆笑に近い、気楽に楽しめる1時間。

なにより、大きな劇場でも存在感あふれる二人の女優です。間近で、結婚なんていわれちゃたり、あれこれ。惚れもしますって。わずか1時間なのですが、汗びっしょり、ライブ感いっぱい。これ、劇場に限らず、いろんなところで出来そう。体育館だって、教室だって大丈夫。そのかわり、誰にでも出来るっていう芝居じゃありません、役者あっての、という贅沢。

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【芝居】「ランナーズハイ」Super Grappler

2004.8.7 13:00

元シアターキューブリックの園山琴絵さんのユニット、スパグラの新作。8日までモリエール。

童話から広げたシンプルな想い。背景作りにもたつくものの、イキオイと役者テンションで面白く仕上がっています。何より、表情豊かだったりマジックボイスだったりする役者が随所に配されており、魅力的。

桂坂あかみさんは色気過剰な衣装なのだけど、それをも凌駕するマジックボイス。終盤、「走る」ということについて語るシーンをはじめ後半に見所。漢那悦子さんの豊かな表情がすごい。役者だなぁと思います。堀池直毅さんは、考えてないような、少し悟ったような役にぴったりで魅力的。

★以下ネタバレ

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とうもろこしと週末。

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会社の人から、とうもろこしを貰って。一人では食べきれないから、ちょっとお裾分けしたけど、持って帰ってきてすぐに茹でて。ああ、あまくて美味しい。夜中なのに。

ばたばたとした一週間。ストレスもそれなりにあったなと思いつつも、週末迎える頃にはなんとなく収穫があったと毎週思うのは、錯覚でしょうか。

週末。案内貰ったりして行かなきゃとおもうところもあるのだけど、いっぱいだ....申し訳ないなぁ。候補は、スーパーグラップラー@モリエール、Saladball@新生館、MOP@紀伊国屋、青島レコード@TOPS、あなざ事情団@春風舎。まえ二者は、あたしの師匠の評判で、青島は雰囲気が好きで初演もよかったし。あなざは期待できると思うし。うまくやれば全部こなせるけど...疲れるかなぁ。

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2004.08.05

もてるもてないを決めてるのは、こいつか。

もしかしたら、ここが発信源ですか。日本人の思い「モテ調査」

でも、ここの「モテ」というカタカナが、伝言ゲームをしているうちに「もて」というひらがなに変わったのか、あるいは、この推測はまったく間違ってるのかが知りたい今日この頃。

#神奈川にすんでるあたしとしては、深夜に再放送をしているsaku saku、見慣れてるのに、急激に面白く感じてるんですが、何が変わってるのやら。

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2004.08.04

もてる、もてない。

なぜか、偶然目にしたwebや友人から教えてもらったwebが、軒並み「もてる」とか「もてない」とかに関する話題ばかり。やっぱあれですか、12年に一回しかない乙女座幸運期の1年がまもなく終わる(8/24までらしい)のに、そのきざしすらないからお天道様が遣わしてますか、やっぱり。

たとえば理系の男はなぜモテないのか@港区赤坂四畳半社長とか、モテるコツは会った最初の5分間@夕刊フジとか、モテるモテないについて@Life is beautifulとか。焦ってもしかたないのだけどねぇ。

日曜夜は、江古田で呑む。知り合いもいるけど、半分以上は初対面。さいきんやってないこういう呑み会。若くて、何かを作り出そうとしている人、作り出している人の熱気を貰う。月曜は久しぶりの安曇野出張、日帰り。あれやこれや細かな問題が残ってるなぁ。

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2004.08.02

【芝居】「カラダホテル」空間ゼリー

空間ゼリー。江古田ストアハウスにて、千秋楽。残念ながら時間が合わずに、トークイベントには行けず。どんなだったのかなぁ。

あたしの好きな方向なのは間違いないのだけど、恥ずかしさなのか、今ひとつ気持ちが届かなかったり、もどかしかったり。あるいは少し長いと感じたり。

当たり前か、21才だものね。オヤジなあたしとは一回りしてまだ余るぐらい違う。 身体のなかにひととき宿ることを、オトコであれコドモであれホテルという言葉で表現した感覚は好きなのです。

とっちからってしまった物語を終盤で形にしようとしたのはわかります。細かなシチュエーションを繋げて空気を作ろうとしたのでしょう。荒削りな感覚はしかし2時間を持たせるのは厳しいのです。 音が薄く、最後に盛り上げようとする演出には言いたいことが山ほどあります。自然ぢゃないでしょ、それ。女優が綺麗に揃いすぎてるのもあたしとしては必ずしもプラスとは言い切れず。いえ、観ていて楽しいのは間違いないのですが。

でもなあ、斬ってすてるのは惜しいのです。

いわゆる「家」の問題を抜きにして嫁はこうあるべき、に縛られてることが女の人にはあるのだなぁと思います。若くても、産む産まない産めないというのが瑞々しく語られてると感じます。これが正しい感覚かどうかは、わかりませんが。

男優が期待以上に良く。磯矢さんの声質が優しいのです。

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2004.08.01

【芝居】「おんわたし」SPIRAL MOON

2004.8.1 14:00

無謀にこまつ座楽日当日敗退。流れ流れてSPIRAL MOON。1日夜まで劇小劇場。

沖縄の人々ののんびり、暖かさみたいなのを描くのは、よくある話とはいえばそう。確かにある意味リアルとかけ離れてるわけでもないのだけどステロタイプに感じます。彼らのせいじゃないけど。このまえ行って来た沖縄の名護の街で入った食堂には確かにこんな時間の片鱗。その意味で嘘じゃないのです。

言葉の問題も含めよく頑張ってはいます。オマケのミニライブ込み2時間に泡盛試飲。お腹いっぱい。 近所の人々を演じる久野歩、河島政規が物語をあまり背負わなくていい分、いい味。対して女優陣はみんな物語を転がしていく役割を背負っていて多少不自由な印象があります。

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