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2004.08.26

【映画】「華氏911」

2004.8.25 21:25@川崎cinetitta

もうすぐ終わってしまいそうで、しかも日本と英国だけで有名な「サンダーバード」、続編を作ってもらうためには見なきゃなぁと思いながら、ついついこっちに。

言わずと知れた、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー。内容の深刻さのわりに軽快な語り口だった『ボーリング・フォー・コロンバイン」に比べると、いわゆる突撃取材がほとんどなくて、全編を通して、ブッシュへの怒りが、静かに、しかし確実に語られていきます。どうやって大統領になったか、から始まって、オイルマネーへの癒着、その結果失われたのは、という流れ。

笑いを生むようなところはほとんどないのに、どんどん引き込まれるのです。ものがたり(じゃないけど)の運びが巧いのです。もちろん、ここで語られていることは真実なんだろうけど、すべてを語っているとは限らないのです。大幅にバイアスがかかっているのは間違いないけど、これもアメリカの姿だし、これが作られるというのは、救いなのかなぁと思ったりもします。

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コメント

トラックバックありがとうございます。
この映画、六本木のヴァージンシネマで観ようとしたらチケットが売り切れだったので、川崎のTOHOシネマで観ました。初日なのに、満席ではなかったです。やはり、川崎はチネチッタでしょうか?

大幅にバイアスがかかっているとは思いますが、自分たちが選んだ大統領がこの程度の男なのかと見せつけられるのは、アメリカ人だったら嫌だろうなあ。日本人が見ても嫌だもの。

投稿: 栗坊 | 2004.08.28 01:24

栗坊さま、コメントありがとございます。見も知らないのに、いきなりトラックバック、失礼しました。三之助さんのところ経由で拝見しました。

川崎、チネでした。いくつかのスクリーンのうち、大きめのスクリーンで、気合いがわかろうというものでした。大統領に対する思いってのは、日本人が総理大臣に対して思うのとは、ちょっと違うんでしょうね。

投稿: かわひ_ | 2004.08.28 09:02

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